八雲高・熊石高が合同販売実習　１５年の感謝を込めて接客　最後まで八雲の特産品ＰＲ

（学校 2015-07-30付）

オリジナル商品や特産品を販売

　八雲高校（佐藤敏行校長）と熊石高校（渡辺文貴校長）は二十三日、札幌丸井今井本店大通館で最後の合同販売実習を実施した＝写真＝。両校の生徒合計十五人が参加。生徒が考案したオリジナル商品や八雲町の特産品などの販売を行った。

◆本年度が最後の実習

　同実習は、十五回目の開催で、本年度が最後の実習となる。販売実習テーマは、「八雲の恵みを感謝と笑顔で～十五年間の集大成」とした。就業意識を高揚させることと八雲町の郷土理解を図ることを目的に実施した。

　前日に店頭前で商品の宣伝広告活動を行い、実習に臨んだ。当日は十時の開店と同時に多くの来店客で賑わった。商品としては、同校の生徒が考案した新製品「バター飴」、同校オリジナル商品のホタテの干物「ホタテキッズ」、熊石高校閉校式典用ラベルで包まれた「熊石海洋深層水の塩」のほか、地元で取れた農産物や水産物などが並べられた。

　生徒は、「いらっしゃいませ、試食はいかがですか」などと通行人に積極的に呼びかけた。また、店頭に集まった客は、「珍しい物があるね」「どれがおすすめ」などと生徒に声をかけていた。

　生徒の一人は、「お客さんに興味をもってもらえて良かった」と喜んでいた。同校の高田佳克教諭は「最後の実習で、たくさんお客さんが入ってくれて良かった」と販売実習の成功を喜んだ。

(学校 2015-07-30付)