札幌聖心女子学院中１年生　対話を即興で演じるには　私学特別研外国語特別部会公開授業

（関係団体 2015-11-17付）

私学特別研修会・札幌聖心女子学院中公開授業

　私立学校特別研修会外国語（英語）教育改革特別部会「北日本エリア」（十三・十四日、札幌聖心女子学院中学校・高校ほか）初日の公開授業のうち、札幌聖心女子学院中学校一年生「英語コンプリヘンシブ」（市川暁子教諭）では、「教科書の対話を即興で大きな声で演じる」ことをミッションとした学習を展開した＝写真＝。

　最初に、前時に習った事柄を確認するテストを行い、市川教諭が日本語で言った単語や文章を生徒は英語で記入していった。

　次いで、本時のミッションを提示。教科書をテープに合わせて皆で音読したあと、市川教諭が英語で質問しながら教科書の内容を振り返っていった。

　生徒たちは、ペアになって教科書の対話を練習したあと、教科書を読まずに皆の前で発表。母親役の生徒はエプロンを着けて、息子役の生徒と大きな声で会話していた。

　このほか、走る、寝る、泳ぐ、食べるなど動詞を過去形にするとどうなるかを確認。市川教諭が黒板に貼ったモモやブドウ、イチゴなどのイラストをもとに、「だれがイチゴを食べたか」などの対話をつくっていた。

　最後に練習問題を行い、つぎの時間までの宿題を示した。

(関係団体 2015-11-17付)