足寄中・足寄高が連携授業実施　中高の円滑な接続へ　足寄高教諭が中学生指導

（学校 2015-11-26付）

足寄中・足寄高が連携授業

　【帯広発】足寄町立足寄中学校（廣瀬正幸校長）は十一月中旬、同校で足寄高校（西堀隆亮校長）との連携授業を行った。足寄高の教諭二人が三年生二クラスの授業に参加した。うち、Ａ組体育「走り高跳び」は、教科担任の竹島浩教諭とともに、足寄高の石田一孝教諭が指導＝写真＝。「はさみ跳び」や「ベリーロール」の跳び方のコツを伝えた。

両校はこれまで、定期的に互いの教育活動を交流するなど、中高連携の取組を積極的に行ってきた。今回は、生徒たちの進学をスムーズに進めるとともに、教諭同士の連携を深めることを目的に、連携授業を実施した。

　この日は、足寄高の教諭二人が足寄中を訪れ、三年生の体育と理科の授業に参加。うち、体育「走り高跳び」は、竹島教諭、石田教諭が指導した。

　準備体操のあと、ＤＶＤを見ながら「はさみ跳び」と「ベリーロール」の跳び方のポイントを確認。竹島教諭は跳ぶときのイメージをもたせるとともに、「リズムよく助走して」「跳ぶとき体の軸がぶれないように気を付けて」などとアドバイスした。

　このあと、男女に分かれて実践。竹島教諭と石田教諭は交代しながら男子、女子を指導した。

　竹島教諭は「教諭が二人いることで多くの生徒にきめ細かな指導ができた」と成果を口にした。石田教諭は「生徒は真面目に取り組んでいた。足寄中から足寄高に進学する生徒も多いと思う。少しでも高校の教諭や授業に慣れてもらえれば」と話していた。

(学校 2015-11-26付)