成果と課題、肌で感じる　道教委・中村委員、鶴羽委員が留萌管内の教育状況を視察

（道・道教委 2015-11-27付）

道教委委員が留萌管内教育状況視察

　【留萌発】道教委の中村隆信委員と鶴羽佳子委員は十二日から二日間の日程で、教育状況調査として留萌管内の小・中学校および特別支援学校を訪問した。ＩＣＴ活用教育促進事業実践指定校などで行われている授業を見学し、取組の成果や今後の課題などを確認した。

　今回視察したのは、初山別村立初山別小学校および初山別中学校、小平高等養護学校、留萌市立潮静小学校の四校。中村委員と鶴羽委員のほか、道教育庁総務課の山崎純平主査、留萌教育局の齊藤和利局長、福西一成教育支援課長、三浦裕也総務係長が同行した。

　ＩＣＴ活用教育促進事業実践指定校の潮静小では、留萌市教委の麻林敏弘教育長、斉藤一司教育部長、柏原俊博学校教育課長も加わり、同校におけるＩＣＴ活用教育促進事業の取組を視察。はじめに、安田善見校長や工藤智教頭が学校概要について説明し、ｉＰａｄのアプリを使用して同校の教諭が作成した学校紹介ムービーを公開した。

　続いて、ＩＣＴ担当の本間聖隆教諭が同校のＩＣＴ活用報告としてｉＰａｄや実物投影機、電子黒板などを使用した授業を紹介。それぞれの利点や、教室によってインターネットがつながりにくい場所があるなどといった課題を示した。

　このあと、実際にＩＣＴを活用した授業を見学＝写真＝。二年生ではプロジェクターを使用した国語の授業、五年生ではｉＰａｄを使用した算数の授業を行っており、中村委員や鶴羽委員らは授業の進め方や児童たちの反応などを間近で見ながら取組の成果を感じ取っていた。

(道・道教委 2015-11-27付)