【解説】大卒・高卒初任給2年連続増加
(解説 2015-12-02付)

 ことしの大学卒の初任給は前年比〇・八%増の二十万二千円と、二年続けて増加したことが、厚生労働省の二十七年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果から明らかになった。

 十人以上の常用労働者を雇用する民間企業のうち、新規学卒者を採用した一万五千五百二十六事業所の初任給を集計した。

 大卒者の初任給は前年比〇・八%増の二十万二千円となり、二年続けて増加。男女別では男子が〇・八%増の二十万四千五百円、女子が〇・八%増の十九万八千八百円。高卒者も前年比一・三%増の十六万九百円と、二年連続の増加となった。男子が一・三%増の十六万三千四百円、女子が一・三%増の十五万六千二百円。また、大学院修士課程修了者は〇・一%増の二十二万八千五百円、高専・短大卒も〇・九%増の十七万五千六百円と、一・〇%減少した女性の大学院修士課程修了者を除き、すべての学歴で前年を上回った。

 企業規模別にみると、高卒で前年と同額だった小企業(常用労働者一〇~九九人)の女性を除き、大企業(同一、〇〇〇人以上)、中企業(同一〇〇~九九九人)、すべての企業規模で大卒および高卒の男女ともに前年を上回った。

 初任給が最も高かった産業は、大卒では男女ともに学術研究、専門・技術サービス業で男女同額の二十一万二千円。高卒では男女ともに生活関連サービス業、娯楽業で、男性十七万二千八百円、女性十六万六千九百円。大卒の初任給は、男女ともに二十万円台が最も多く、高卒の場合は男性が十六万円台、女性は十五万円台が最多。 

 道内は、大卒者が前年比三・八%増の十九万八千八百円、高卒者が二・一%減の十四万七千三百円で、東京を一〇〇とすると、大卒は九四・八、高卒は八二・八となる。

(解説 2015-12-02付)

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