桧山教育局イングリッシュ・ミーティング初開催　歌や遊びで英語楽しむ　江差小附属あすなろ幼の園児参加

（道・道教委 2015-12-03付）

桧山教育局キッズ・イングリッシュ・ミーティング

　【江差発】桧山教育局は十一月中旬、江差町立江差小学校附属あすなろ幼稚園で地域教育政策推進事業「キッズ・イングリッシュ・ミーティング」を行った＝写真＝。ＡＬＴとネイパル森の職員が講師となって、リズミカルな英語の歌や遊びを紹介。園児に英語や異文化に親しむ機会を提供した。

　道教委の教育行政執行方針に位置付けられている「グローバル人材を育成するための幼児期からの英語教育」を充実させる観点から、桧山管内で初めて実施するもの。

　園児二十二人、保護者四人、教職員五人が参加。保護者等にも、グローバル社会における子育ての在り方について考える機会を提供するねらいがある。

　教育局ＡＬＴのポーラ・カウフマン氏とネイパル森職員の斉藤烈氏が講師を務め、園児たちに「あたま肩ひざポン」や「幸せなら手をたたこう」の歌を英語で紹介した。リズムに合わせて体を動かしたあと、講師が英語のじゃんけんのやり方を説明。「Ｒｏｃｋ、ｐａｐｅｒ、ｓｃｉｓｓｏｒｓ、１・２・３」と言ってじゃんけんをした。

　園児は友達同士でじゃんけんをしたあと、じゃんけん列車ゲームを楽しんだ。最後に斉藤氏が「こげよマイケル」の歌を紹介し、園児たちがギターの伴奏に合わせて大きな声で歌った。

　視察に訪れた江差幼稚園の石岡典子園長は「子どもたちが英語でよく遊んでいて、本当に楽しそうだった」、斉藤氏は「オールイングリッシュですることを心がけた。四十五分間だったが、吸収力のある幼児期に即効性のある英語活動を展開することに大きな可能性を感じた」と話していた。

(道・道教委 2015-12-03付)