年忘れ家族大集合！～ネイパル砂川スポーツクラブ　つきたては違うね！　親子でもちつき体験など

（道・道教委 2015-12-17付）

ネイパル砂川年忘れ家族大集合

　【岩見沢発】ネイパル砂川は五日から二日間、同所で「年忘れ家族大集合！～ネイパルスポーツクラブⅢ」を開催した。空知管内外の家族六十八人が参加。クリスマスリースやキャンドルなどの創作やもちつきなどの活動を体験し、家族同士、参加者同士の絆を深め合った。

　同事業は、家族を対象に地域の砂川もちつき保存会等と連携し、年末の伝統行事の体験を通して先人の知恵や技術を学ぶとともに、参加者同士の交流を図るもの。地元砂川市や滝川市のほか、札幌市、旭川市などの市町から二十三家族六十八人が参加した。

　初日に実施した「ニュースポーツ大会」では、フロアーカーリングのほか直径百二十二㌢のボールでヒットやレシーブを繰り返して点を競う「キンボール」に挑戦。互いに声をかけ合いながら、大人も子どもも夢中になってボールを追っていた。

　続いて、「クリスマスリース」」「キャンドル」「しめ縄」の一つを選択し、親子で協力して制作した。キャンドル作りでは、ベースキャンドルに湯せんで柔らかくした色とりどりのキャンドルシートを付けて、アートキャンドルを作り上げた。色の濃さを工夫して形を作り、ゆきだるまや、アニメのキャラクターなど個性あふれる作品を完成させた。

　夕食後、子どもたちは体育館でボランティアの参加者と「だるまさん転んだ」「壁つき鬼」などの伝承遊びに参加。保護者は、「体ほぐし体験」に参加し、日ごろの疲れをときほぐしていた。

　二日目の「おもちつき大会」では、はじめに砂川もちつき保存会の関係者がもちつきを披露。参加者はつき方のコツを教わりながら、親子でもちつきに挑戦した＝写真＝。初めて杵を持った子どもは、「重たいけれど、楽しい！」と笑顔でもつきを体験した。

　昼食時にはつきたての餠を使った雑煮を堪能。「つきたてのおもちは全然違うね」「とってもおいしい」と笑顔で雑煮を味わっていた。

　参加者からは、「汗を流してのニュースポーツ大会がとても楽しかった」「スタッフの皆さんやボランティアの方々と会えるのも楽しみの一つ」などの感想が寄せられた。

(道・道教委 2015-12-17付)