仕事の大変さを感じて　キッズビジネスタウン開催　留萌千望高生徒らが小学生指導

（学校 2016-01-07付）

留萌千望高キッズビジネスタウン

　【留萌発】留萌千望高校（小松信夫校長）などが主催する、子どもたちが仮想の街の住民となって仕事や買い物を楽しむ「キッズビジネスタウン」が昨年十二月中旬の二日間、同校体育館で開催された＝写真＝。市内の小学四～六年生約三百二十人が参加。児童たちは、職業体験や消費活動を通して、社会の仕組みを学んでいた。

　二十四年度から留萌千望高校によって実施されており、ことしで四回目の取組。今回は、道教委の「小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業」の一環として、留萌市立緑丘小学校（長谷川敏之校長）、留萌市立留萌中学校（川俣泰彦校長）、留萌千望高の主催で行った。

　参加した児童たちは、警察官や銀行、コンビニエンスストア、シフォンケーキ工房など十六種類の職業の中から自分がやりたい仕事を選択。留萌千望高情報ビジネス科の生徒や留萌中の生徒が講師として仕事の指導を行った。

　仕事を終えた児童たちは、「萌円」という架空の通貨を受け取り、それを使用してキッズビジネスタウン内で買い物をするなど、仮想の街での生活を楽しみながら、働くことの大切さを感じ取っていた。

(学校 2016-01-07付)