東藻琴高のデジタル人材育成プログラム　大切にしたいこと発表　ヤフーと連携した学習の成果報告

（学校 2016-01-07付）

東藻琴高校デジタル人材育成プログラム成果発表会

　【網走発】東藻琴高校（森浩之校長）は昨年十二月中旬、ヤフー㈱との連携によるデジタル人材育成プログラムにおける、成果発表会を開催した。同校の教師や、ヤフーの講師が見守る中、生徒たちは学んだことや「今後大切にしたいと思ったこと」を発表。チームワークや絆、消費者や仲間に対する気遣いなど、プログラムを通して得た、多くの成果を報告した＝写真＝。

　道とヤフーは二十六年九月に包括連携協定を締結。協定に基づき、電子商取引（ｅコマース）の手法を用いて、地域の魅力を道内外に発信するスキルを若いうちから学び、本道の将来を担う人材を育成することを目的とする「デジタル人材育成プログラム」が同校で実施されてきた。

　昨年九月から、ヤフーの講師によるマーケティング基礎講習、ネットショップサイトの作成、広告の基礎学習、インターネット広告の掲載の講義・実習を受講。十二月一日にネットショップサイトを開設し、インターネットを通じた商品販売を実際に体験した。

　十二月中旬に行った成果発表会は、プログラムを通して学んだことなどを発表するもの。「今後大切にしたいと思ったこと」をキーワードで表現し、それぞれ報告した。

　成績発表では、「販売実績賞」「販促効果賞」「ストアページ賞」「広告品質賞」「特別賞」「地域魅力賞」の六つの賞を設け、それぞれ表彰した。

(学校 2016-01-07付)