北専各連札幌支部新年研修会　役割をしっかり見据え　現職教員が危機管理学ぶ

（関係団体 2016-01-15付）

北専各連札幌支部が新年研修会

　道私立専修学校各種学校連合会札幌支部は十二日、札幌ガーデンパレスで二十七年度現職教員新年研修会を開催した＝写真＝。専修学校・各種学校の設置者、校長や副校長・教頭、教職員など約百十人が参加。開会あいさつに立った谷内眞佐子支部長は研修会の趣旨にふれながら、「専修学校・各種学校としての役割をしっかりと見据えて、各学校が建学の精神のもと、即戦力となる専門的な職業人を育成していきたい」と呼びかけた。

　研修会は、時代の変化や社会ニーズに即応した実践的・専門的な職業教育を行い、地域社会に寄与するために必要な情報を得ることを目的に開催した。

　冒頭、谷内支部長があいさつ。研修会の趣旨にふれながら、「今、世界は激動の時代を迎えている。私たちは、専修学校・各種学校としての役割をしっかりと見据えて、各学校が建学の精神のもと、創意工夫しながら、即戦力となる専門的な職業人、地方創生に貢献できる学生の育成に努めていきたい」「限られた時間であるが、皆さんにとって実りある研修となり、各学校で生かされることを念願する」などと呼びかけた。

　研修に移り、レリーフポイント㈱代表取締役・学校リスクマネジメント推進機構代表の宮下賢路氏が「学校危機管理研修～すごい！保護者クレーム対応」をテーマに講演。①保護者クレームを拡大させないための基本知識・技術②リスクの客観的なコントロール術③保護者満足度の向上が学校の価値を上げる―ことについて説明・解説。参加した教職員は、地域・保護者への対応の在り方について理解を深めた。

(関係団体 2016-01-15付)