【解説】インフル、流行シーズン入り
(解説 2016-01-20付)

 今月四日から十日の一週間に全国の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、一医療機関当たり二・〇二人となり、流行開始の目安となる一・〇〇を超えた。これを受けて厚生労働省は十五日、「全国的な流行のシーズンに入った」と発表した。例年より一ヵ月ほど遅く、流行が年明けになるのは九年ぶり。道内は四・八四人で、うち、根室保健所管内が五十四・六七人と、患者報告数三十人以上の警報レベルを全国で初めて超えた。

 厚労省によると、今月十日までの一週間に報告された患者数は、前の週(〇・八九人)に比べて倍増し、一医療機関当たり二・〇二人となった。患者報告数も倍増し、九千九百六十四人と、五千六百七十四人増加した。

 都道府県別では、沖縄が八・一九人で最も高く、次いで、秋田七・八五人、新潟五・七三人、北海道四・八四人など。全四十七都道府県で前週の報告数より増加がみられた。

 道内では前週二・七三人から二・一一人増加。患者報告数も一千九十三人と、前週より四百八十人増加した。江差(〇・〇〇)を除く二十九保健所管内で、インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数が一・〇〇を超え、根室は前週の十三・〇〇人から五十四・六七人と急増し、全国で初めて警報が発令された。また、富良野が十五・〇〇人、中標津が十一・六七人で、患者報告数十人以上の注意報レベルとなった。

 季節性インフルエンザのウイルスには、「A/H1N1亜型(二十一年に流行した新型インフルエンザと同じもの)」「A/H3N2亜型(香港型)」「B型」の三つの種類があり、厚労省では、春までのシーズン中にいずれも流行の可能性があるといい、「咳エチケット」を心がけるよう呼びかけている。

(解説 2016-01-20付)

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