【解説】高卒者の48%が3年以内に離職
(解説 2016-01-19付)

 道労働局がまとめた二十四年三月新規学卒就職者の離職状況によると、入社三年以内に離職した人の割合は、大卒者が三七・二%、高卒者が四八・二%で、いずれも全国(大卒者三二・三%、高卒者四〇・〇%)を大きく上回った。

 事業所がハローワークに提出する雇用保険の加入届から就職者、離職日から離職者数・離職率をそれぞれ算出した。

道内における二十四年三月新規学卒者の卒業後三年以内の離職率は、大卒が三七・二%で、全国を四・九ポイント上回った。三年間それぞれの離職率は、一年目が一六・九%(全国一三・一%)、二年目が一一・四%(同一〇・三%)、三年目が八・九%(同八・九%)。

 一方、新規高卒者の卒業後三年以内の離職率は、全国を八・二ポイント上回る四八・二%。三年間それぞれの離職率は、一年目が二五・九%(全国一九・八%)、二年目が一三・五%(同一一・七%)、三年目が八・八%(同八・六%)。

 事業所規模別の離職率をみると、大卒、高卒ともに、規模が小さくなるにつれて高くなる傾向にあり、「一、〇〇〇人以上」では大卒が三〇・三%、高卒が三一・四%であるのに対し、「三〇~九九人」では大卒が三八・〇%、高卒では四九・五%にのぼっている。

 また、産業別にみると、最も離職率が高い業種は、全国では大卒、高卒ともに「宿泊業・飲食サービス業」(大卒五三・二%、高卒六六・二%)だったが、道内では、大卒が全国と同様に「宿泊業・飲食サービス業」で六二・四%、高卒は「生活関連サービス業・娯楽業」で六九・八%。

 一方、最も低い業種は大卒が「情報通信業」で二四・八%、高卒は「運輸業、郵便業」で三二・四%だった。

(解説 2016-01-19付)

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