【解説】子育て「負担・不安」7割超
(解説 2016-01-12付)

 〇~十五歳の子どもがいる人の七割以上が「子育てに不安がある」と思い、理由は「出費がかさむ」が最も多いことが、厚生労働省の「人口減少社会に関する意識調査」で分かった。

 調査は、人口減少社会についての意識傾向をとらえることなどを目的に昨年三月に実施。全国を八ブロックに分け、十五~七十九歳の男女三千人から回答を得た。

 回答者のうち、〇~十五歳の子どもが一人以上いる人(六百二十六人)に対し、「子育てをしていて負担・不安に思うこと」を聞いたところ、「とてもある」(二八・八%)、「どちらかといえばある」(四三・六%)を合わせ、七二・四%が「ある」と回答。

 負担や不安の内容(複数回答)については、「子育ての出費がかさむ」が四六・二%で最も多く、次いで、「将来予測される子どもにかかる経済的不安」が四〇・八%と、上位二つは金銭的な理由だった。

 一方、若者世代が出産・子育てにより前向きになるために必要・大事なこと(複数回答)を聞いたところ、「とても必要・大事」を選択した割合の高い項目として、「安定した雇用と収入」が七二・四%と最も多く、次いで、「安心して保育サービスが利用できること」が四七・四%、「安心できる出産・小児医療の体制確保」が四六・四%と続いた。

 現在の居住地から、より地方に移住すること(出身地に戻ることを含む)について、「どちらかというと」を含め四九・〇%の人が「移住するつもりはない」と回答。「移住してもよい」と回答した人(六百九十二人)に、その条件を質問した結果(複数回答)、「買い物、医療などの日常生活基盤が確保されている」(五一・六%)と「希望する仕事が確保できる」(五〇・三%)が多かった。

(解説 2016-01-12付)

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