【解説】27年度全国学校給食週間
(解説 2016-01-22付)

 文部科学省では、二十四日から三十日までの一週間を全国学校給食週間とし、学校給食の意義や役割などについて児童・生徒や教職員、保護者、地域住民などの理解と関心を高め、学校給食のより一層の充実発展を図ることを目的に、全国において学校給食に関する行事などを実施する。

 わが国における学校給食は、明治二十二年に初めて実施されて以来、各地に広がっていったが、戦争のために中断された。

 戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に、学校給食実施の必要性が叫ばれるようになり、昭和二十一年六月に米国の民間団体ララから、給食用物資寄贈の申し出があったことも踏まえ、同年十二月、文部・厚生・農林三省次官通達「学校給食実施の普及奨励について」が発せられ、翌二十二年一月から学校給食が再開されることとなった。

 これを受け、二十一年十二月二十四日、まず試験的に三都県(東京、神奈川、千葉)で、児童約二十五万人に対して、学校給食を実施することとなり、同日、東京都内の小学校でララからの給食用物資の贈呈式が行われた。

 それ以来、この日(十二月二十四日)を学校給食感謝の日と定めていたが、二十五年にララ、ユニセフなどによる給食用物資の寄贈に対する感謝の意を表するとともに、学校給食が戦後再発足した意義を考え、その将来への発展を期し、学校給食による教育効果を促進する機運を高める観点から、新たに冬季休業と重ならない一月二十四日から三十日までの一週間を「全国学校給食週間」とした。

期間中、文科省では全国的な啓発活動を行うほか、全国各地で教育委員会、各学校等による様々な行事が予定されており、併せて本年度も食中毒発生防止に関する啓発活動を実施する。

(解説 2016-01-22付)

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