道家庭教育サポート企業等制度　ニセコ運輸と協定締結　管内では５７社に―後志局

（道・道教委 2016-01-21付）

武田局長と古谷社長が協定書を取り交わした

　【倶知安発】後志教育局は十八日、ニセコ運輸㈲（倶知安、古谷和之社長）と「道家庭教育サポート企業等制度」の協定を締結した。管内五十七企業目の協定締結となった同社は、町内の小・中学生を対象とした職場見学・体験の実施や町内の行事への協力・支援などに取り組んでいく考え。

　道家庭教育サポート企業等制度は、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等と道教委が協定を結び、相互に協力して家庭教育支援の一層の推進を図るためのもの。

　締結企業は、家庭教育支援の環境づくりとして、①職場の子育て環境づくり②職場見学・体験の実施③地域行事への協力・支援④学校行事への参加促進―のうちの一つ以上と、⑤生活リズム向上の取組⑥「道民家庭の日」等の普及―のうちの一つ以上、合わせて二つ以上の取組を行う。

　管内では、締結企業同士が主体的なネットワーク組織「さぽネットしりべし」を立ち上げ、地域行事への協力、自主研修交流会の開催などに取り組んでいる。

　管内五十七企業目となった同社との協定締結式は、同社社長室で挙行。武田信吾局長と古谷社長が協定書を取り交わした＝写真＝。

　古谷社長は「社員の子どもには、最高の教育を受けられるようにしていきたいと思っている。協定締結を通して、家庭教育の一層の推進に寄与していきたい」と話していた。

　同社では、町内の小・中学生を対象とした職場見学・体験の実施、町内の行事・イベントへの協力・支援、「道民家庭の日」等の普及に取り組む予定。

(道・道教委 2016-01-21付)