一般７７人、ジュニア１０５人―「ほっかいどう学」ネット検定合格者

（道・道教委 2016-01-21付）

　「ほっかいどう学」ネット検定実行委員会は、二十七年度ネット検定の合格者を発表した。一般検定（歴史・文化、自然環境）で七十七人、ジュニア検定で百五人が合格した。

　「ほっかいどう学」は、「道民カレッジ等における主体的な学習によって培われた北海道の歴史や文化、自然や環境等の知識や技術を北海道づくりや地域に活かす学び」。

　実行委では、「北海道をよく知ることを北海道づくりの基本とし、北海道を理解し、北海道を愛し、北海道の創造的発展の主体となる道民を育てる」ことを目的に、毎年、「ほっかいどう学」検定を実施。二十六年度からは、広く全国から受検できるよう、インターネット検定に移行した。

　学歴や年齢、性別、国籍等を問わず誰もが受検できる一般検定は、歴史・文化と自然環境の二分野で実施。併せて、小・中学生向けのジュニア検定も行っている。

　本年度検定は、昨年十一月に実施した。

　一般検定のうち、歴史・文化では、九十九人が受検し、三級四十三人、四級十七人、五級七人の計六十七人が合格。

　同じく自然環境では、三十六人が受検し、二級一人、三級一人、四級二人、五級六人の計十人が合格した。

　東京都や福島県、千葉県など八都県から十一人が受検し、七都県の八人が合格。また、札幌東陵高校から八十二人、湧別高校から二十九人と、高校の授業などの一環で受検したケースもみられた。

　一方、ジュニア検定は、三百二十四人が受検し、一級六人、二級十二人、三級八十七人の計百五人が合格した。合格率三二・四％。

　合格者の受検番号は、「ほっかいどう学」ネット検定試験ポータルサイトで確認できる。

　実行委員会では、協賛企業等から景品の提供を受け、一般検定の合格者に抽選で贈呈した。

　ジュニア検定についても、㈱北海道教弘から図書カード等の提供を受け、一級・二級合格者全員と三級に百点満点で合格した四人に贈呈。また、実行委員会独自に、三級合格者から抽選で十人に図書カードを贈った。

　ネット検定は来年度以降も実施する予定で、実行委員会では、学校の教育活動などで活用するよう呼びかけている。

(道・道教委 2016-01-21付)