ネイパル北見がチャレンジスクール④開催　体力向上・運動習慣定着へ　ブルームボールなどに挑戦

（道・道教委 2016-02-22付）

小学３～６年生が参加

　【網走発】ネイパル北見は一月中旬の二日間、一泊二日の日程で主催事業「チャレンジスクール④」を開催した。小学三～六年生八人が参加。ブルームボールなど様々なスポーツ体験を通して、体力向上や運動習慣の定着を図った。

　同事業は、年四回シリーズで今回が最終回。

　初日は、佐呂間町体育館に集合し、〝スニーカーで行うアイスホッケー〟と呼ばれているブルームボールに挑戦した＝写真＝。講師の日本ブルームボール協会事務局長である細坂賢一氏からブルームボールの歴史やルールの説明を受けたあと、実際に体験を行った。

　はじめは、頭やひじ、ひざを守るプロテクターを身に着けての動き、氷のリンク上での動きに苦戦をしていたが、次第に慣れ、全力でリンク内を走り回っていた。

　参加者は、寒さを忘れて体験する中でぐんぐん上達し、うまくパスが通ったときや、ゴールを決めたときなどのうれしさを仲間と共有。冬ならではのスポーツの楽しさを味わっていた。

　二日目は、「チャレンジスクール①」に引き続き、管内で陸上教室などを開催しているオホーツクＡＣ監督の金子航太氏の指導のもと、スポーツ教室を行った。参加者自身が前回と比べて成長を感じられるプログラムとして、ゴムとびなど多種多様な動きを体験した。今回の教室の最終目標として、ハードルを上手に飛ぶことを目指した。無事に全員が目標をクリアすることができ、笑顔をみせていた。

　このあと、体力テストを実施した。参加者はみな、「チャレンジスクール①」で計測した記録を超え、運動を継続することの大切さをあらためて実感していた。

　参加した子どもたちは、「友達と楽しく交流しながら運動するのがとても楽しかった。また参加したい」「家でも運動をする習慣がついた」などと話していた。

(道・道教委 2016-02-22付)