全定合計４３９４人が合格　２８年度高校入選推薦等合格者―道教委・札幌市教委

（道・道教委 2016-02-22付）

　道教委と札幌市教委は十九日、二十八年度公立高校入学者選抜推薦・連携型入学者選抜合格内定者等の状況（十八日現在）を発表した。

　推薦の対象学校・学科数（有朋を除く）は全日制百五十七校二百七十五学科、定時制（市立札幌大通）一校三学科で、このうち、出願のあった学校・学科数は全日制百三十一校二百二十八学科、定時制一校三学科。

　全日制では、推薦標準枠九千四百二十九人に対し、四千六百十七人が出願し、四千七十五人（道外からの出願者十一人を含む）が合格内定。推薦標準枠に対する充足率は四三・二％。

　定時制は、推薦標準枠百十人に対して二百八十人が出願し、百十人が合格内定。充足率は一〇〇％。

　うち、札幌市立の全日制高校では、普通科・職業科合わせた推薦標準枠三百五十二人に対し、二百九十四人が出願し、二百四十九人が合格内定。

　市立札幌開成中等教育後期課程では、推薦標準枠八十人に対し、三十四人が出願し、三十二人が合格内定した。

　出願者が推薦標準枠をこえた学校・学科数は全日制二十八校四十二学科、定時制一校二学科。倍率二倍以上の学校・学科数は全日制三校三学科で、三笠・食物調理が二・〇倍、芽室・普通が二・二倍、帯広工業・建築が二・二倍。定時制一校二学科で、市立札幌大通・普通（午前）が四・八倍、市立札幌大通・普通（午後）が三・五倍。

　内定者が推薦標準枠を超えた学校・学科数は全日制四校四学科で、札幌旭丘・普通、市立函館・普通、函館工業・情報技術、おといねっぷ美術工芸・工芸。

　連携型入学者選抜は、七校七学科で実施。募集人員五百六十人に対し、二百九人が出願し、全員が合格内定。充足率は三七・三％。

　単位制の有朋は推薦標準枠四十八人に対し、四十六人が出願し、四十二人が合格した。

　合格内定しなかった生徒は、一般入試に再出願できる。受付は二十二日から二十四日正午まで。

(道・道教委 2016-02-22付)