道教委さわやかリポート富良野緑峰高生徒が教育長に省エネ大賞受賞を報告
(道・道教委 2016-02-24付)

道教委さわやかリポート
受賞の喜びと抱負を報告

 二十七年度「北国の省エネ・新エネ大賞」に輝いた富良野緑峰高校(宮本鎮栄校長)の三年生二人が十八日に道教委を訪れ、柴田達夫教育長に受賞の喜びと今後の抱負を報告した=写真=。

 道教委「がんばる生徒さわやかリポート推進事業」として実施した。部活動や地域活動など特色ある活動に取り組み、成果を上げている児童生徒から、日ごろの活動の様子などを聞く場を設定し激励。児童生徒が自信をもち、さらなる飛躍のステップとできるようにするとともに、道民に活動を広く周知しようと行った。

 富良野緑峰高は、富良野の中心産業である農業に工業技術を生かし、地域の発展に貢献しようと、「エネルギーの地産地消」の研究に取り組み、昨年十二月、二十七年度「北国の省エネ・新エネ大賞(道経済産業局長表彰)」を受賞した。同校の研究では、太陽光と風力によるハイブリッド発電でエネルギーを生み出す「エネルギーの地産」、そのエネルギーを使った紫外線LED照射装置でミツバチを誘引し、受粉を管理する「エネルギーの地消」を実践。農作物の収穫サイクルの増や、収穫時期・収穫量の調整を実現し、新エネルギーの啓発に貢献した。

 当日は、同校を代表して三年生の松本悠生君と宍戸淳哉君、宮本匠教頭、菊地智教諭が道教委を訪問した。

 松本君と宍戸君は、柴田教育長に研究概要や大賞受賞を報告。「他学科の協力がなくては、できなかった研究。これからも、この経験を生かしていきたい」(松本君)、「チームワークの大切さを実感した。これからもチームワークを大切にしたい」(宍戸君)などと述べた。

 柴田教育長は、同校の取組を高く評価し、「先輩から引き継いだものを後輩につなげ、学校の伝統として、これからも頑張ってほしい」と激励した。

(道・道教委 2016-02-24付)

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