27年度渡島管内教育実践表彰式 多大な功績に敬意表す―渡島教育局(道・道教委 2016-02-29付)
辻局長が受賞者に表彰状手交
【函館発】渡島教育局は二十三日、道立函館美術館で二十七年度渡島管内教育実践表彰式を執り行った=写真=。受賞した四校、五個人に辻俊行局長が表彰状を手交。多大な功績に敬意を表するとともに、今後のますますの発展を願った。=功績概要は十八日付4面=
はじめにあいさつに立った辻局長は、社会情勢が加速度的に変化していることにふれ、「地域の特色を生かした人材育成および教育の重要性が高まっている」と強調。受賞者が積み重ねてきた地道な努力と大いなる成果を高く評価し、行政の側からも、「皆さんの素晴らしい取組を広く普及できるよう、私たちも最大限努めてまいりたい」と意欲を示した。
渡島教育委員会連絡協議会の田中健一副会長は「子どもたちを幸せにするのが教育の力」と持論を展開し、子どもたちの成長を支えてきた受賞者の実績を称賛。「管内に皆さんが存在することは大きな財産」とし、若き教育者の目標として、「今後も管内教育の発展に尽力を」と要請した。
つぎに、函館西高校三年生の齋藤沙季さんが、受賞者の業績を紹介。映像を交えながら、それぞれの実践内容を説明した。続いて、辻局長が受賞者一人ひとりに表彰状を授与。多くの関係者が見守る中、それぞれの功績をたたえ、今後の一層の飛躍を願った。
最後に、受賞者を代表して函館西高校の堂下則昭校長が謝辞。自校が取り組んだキャリア教育の実践内容と成果を紹介した上で、「今回の受賞を機に、取組がより強化されるよう励んでいきたい」と抱負を語った。
なお、表彰式は例年、教育局がある渡島合同庁舎で執り行ってきたが、今回は初の試みとして、道立函館美術館で開催した。表彰式の認知度を高め、管内教育への理解深化につなげることが目的。さらに、渡島教育局では、「美術館に足を運ぶきっかけにもなれば」と期待する。
式の終了後、辻局長や受賞者らは、久米淳之学芸課長の解説のもと、展示室を観覧した。
(道・道教委 2016-02-29付)
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