全石狩札幌教組が定期大会　質・量ともに活動強化　佐々木執行委員長を再選

（関係団体 2016-02-29付）

２０１６年度運動方針を決定した定期大会

　全石狩札幌教職員組合（佐々木一次執行委員長）は二十日、札幌市内の北海道労働センターで第十二回定期大会を開いた＝写真＝。「石狩・札幌の教育をより良くしていくための活動を質、量ともに強化していく」「組合員、教職員の健康、権利を守り、要求実現を図る」などを柱とした二〇一六年度運動方針を決定した。役員改選も行い、佐々木執行委員長を再選した。

　定期大会では、佐々木執行委員長があいさつ。「学校では、いろいろな問題が起き、職場はさらに息苦しくなっている。声を挙げ、日本や北海道の教育、学校や自らの取組につなげていきたいので、活発な論議をお願いする」と述べた。

　議事に入り、第二号議案では、①石狩・札幌の教育をより良くしていくための活動を質、量ともに強化していく②組合員、教職員の健康、権利を守り、要求実現を図る③単組としての基盤をさらに発展させる④行政区ごと三支部の活動を強化する―ことを柱とした二〇一六年度運動方針を決定。教育実践の交流や職場要求実現の運動、組織拡大、政令指定都市の権限移譲に伴う組織発展の検討などに取り組むこととした。

　また、「身近な職場や教室の子どもたち、保護者の声に耳を傾けながら、笑顔あふれる教室を目指して実践や悩みを交流し合い、運動の輪を広げていこう」などと呼びかける大会アピールを採択した。

　役員改選も行い、佐々木執行委員長を再選するなど、新年度役員をつぎのとおり選出した。＝敬称略＝

▽執行委員長＝佐々木一次（札幌市栄小）

▽執行副委員長＝神保貴幸（全石狩札幌・新）、秋山みゆき（札幌市米里中）

▽書記長＝小西博光（全石狩札幌・新）

▽書記次長＝瀬川潔（北広島市西の里小）、吉田圭子（札幌市新川西中）、堂七歩（札幌市白石小・新）

▽執行委員＝馳将（石狩市浜益小）、島初和（白樺高等養護）、河上創（北広島市双葉小）

▽監査委員＝中村智也（札幌市日章中・新）

(関係団体 2016-02-29付)