渡島小中学校長会が理事研開く　課題解決へ連携強化確認　運営方針・業務計画など協議

（関係団体 2016-02-25付）

「オール渡島」の力で課題解決を確認

　【函館発】渡島小中学校長会（川野真一会長）は十二日、ホテル法華クラブ函館で理事研修会を開催した。会員三十人余りが出席し、各部門による本年度の実績報告をもとに、二十八年度の運営方針や業務計画などを協議。山積する多くの教育課題に対し、「オール渡島」の力で解決に取り組み、各種研修を一層強化していくことを申し合わせた＝写真＝。

　はじめに、川野会長があいさつ。本年度の成果として、会が初めて学力向上交流研修会を開いたことなどを取り上げ、今後に向けて「各種研修のさらなる充実を」と呼びかけた。さらに、校長職の引継ぎ業務や退職辞令交付式での注意点を説明。円滑な業務遂行を目指し、協力を要請した。

　議事では、事務局による本年度の会務全体報告のあと、研修部、経営部、対策部、情報部が部門ごとに活動実績を報告。これらをもとに、二十八年度の運営方針や業務計画、年間行事予定などを決定した。

　出席者は、二十八年度も引き続き部門ごとの活動を強化していくことを確認。各種研修会の日程を確かめ、適切な準備期間を確保することを申し合わせた。

　最後に、川野会長が「“オール渡島”の名のもとに、一層の連携強化を」と要請。出席者は、管内教育の発展に向け、地域間、学校間の関係性をさらに深めていくことを誓った。

(関係団体 2016-02-25付)