道・札幌市教員採用候補者選考 道の受検資格59歳以下に 今月16日から願書受付開始(道・道教委 2016-05-09付)
道教委・札幌市教委は、二十九年度道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査実施要領を発表した。第一次検査は六月二十五日、第二次検査は八月五~七日に実施。願書は今月十六日から受け付ける。今回の検査では、採用希望区分「北海道」の受検資格について、年齢要件を五十九歳以下に引き上げる。
二十九年度選考検査の願書は、きょう九日から配布。願書受付期間は五月十六~二十七日。持参(午前九時~午後五時、土・日曜日除く)または郵送(二十七日消印有効)で受け付ける。
受検票は六月十六日までに交付する。
第一次検査は、六月二十五日に五地区九会場(札幌北高校、札幌工業高校、札幌琴似工業高校、札幌厚別高校、札幌平岸高校、函館中部高校、岩見沢農業高校、旭川西高校、釧路工業高校)で実施する。
検査内容は教養(一般・教職)検査、専門検査(Ⅰ)、専門検査(Ⅱ)。
第一次検査の結果は、七月二十六日にホームページで発表するとともに、通知を発送する。
第二次検査は、八月五・六・七日に五地区七会場(札幌北高校、札幌西高校、札幌市立発寒中学校、函館商業高校、岩見沢農業高校、旭川東高校、釧路江南高校)で実施。札幌市採用希望者の一部の実技検査は札幌市立栄町中学校で行う。
検査内容は適性検査(Ⅰ)(Ⅱ)、教科等指導法検査(社会人特別選考は論文検査)、面接(個別・集団)検査、実技検査。
第二次検査の結果は、十月十八日にホームページで発表するとともに、通知を発送する。
本年度の主な変更内容をみると、採用希望区分「北海道」について、受検資格の年齢要件を引き上げる。二十八年度は、小・中学校、特別支援学校小学部・中学部、養護教諭、栄養教諭が三十九歳以下、高校、特別支援学校の高等部と自立活動が四十九歳以下だったが、二十九年度はいずれも五十九歳以下(二十九年四月一日現在)に改めた。採用希望区分「札幌市」については、年齢要件の引き上げはない。
また、採用希望区分「札幌市」の登録を、「登録A」「登録B」に分けて行う。
さらに、一部教科(科目)の募集を停止。高校の工業(建築)と水産、特別支援学校高等部の工業(建築)、社会人特別選考における特別支援学校自立活動(言語障害)の募集を行わない。
問い合わせは、道(札幌市を除く)の採用希望者が道教委総務政策局教職員課(電話〇一一―204―五七二六)、札幌市の採用希望者が札幌市教委学校教育部教職員課(電話〇一一―211―三八五三)。
(道・道教委 2016-05-09付)
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