札幌市教委28年度学校の夢づくり支援事業 三角山小など16校で展開 冬期間の体力向上、読書活動充実など(市町村 2016-05-16付)
札幌市教委は、二十八年度学校の夢づくり支援事業の予算配分校を決定した。十六校が冬期間の体力向上や読書活動の充実など特色ある取組を展開していく。
同事業は札幌らしい特色ある学校教育「雪・環境・読書」の取組や地域の特色を生かした取組など、各学校の創意工夫による豊かで魅力ある学校づくりの意欲を引き出すために行っているもの。一校当たり五十万円を上限とし、市教委の審査会を経て予算配分校と配分額を決めている。
本年度配分校は十六校で、冬期間における体力向上や読書活動の充実に向けた取組を行う学校が多かった。
三角山小や北野小、真駒内公園小などで冬期間での活動を実施。また、有明小は歩くスキーに取り組む。
栄町小では大型絵本を活用する。また、東白石中はゲストティーチャーを呼び、進路探究にかかわる講話を実施。講話でゲストティーチャーに本を紹介してもらい、その本を購入する文庫を設置する。
新川高では、新川地区学校・地域連絡協議会の活動を通して、小・中・高連携の取組を推進するほか、啓北商業高は札幌軟石を利用した商品開発等を行う。
本年度の予算配分校と取組内容はつぎのとおり。
▽白楊幼=家庭や地域とつながりながら園児が育つ幼稚園づくり(保護者および隣接小学校との連携)
▽幌西小=冬!投!当!幌西小投力アップチャレンジ大作戦
▽三角山小=冬でも野外で楽しく運動できる環境づくりを目指して
▽栄町小=スマイルいっぱい本いっぱい(大型絵本の活用)
▽羊丘小=おはよう 体にいいことやってみよう(体力向上)
▽有明小=雪で学び、雪で遊ぶ、雪に育つ有明の子(歩くスキー)
▽平岡小=なわ跳びチャレンジ 平岡の子
▽南の沢小=体力づくりパワーアップ大作戦
▽北野小=雪と親しみ、活動から学ぶ(冬期の体力向上)
▽山鼻南小=めざせ体力向上!一輪車名人への道
▽真駒内公園小=一年生生活科「大好き真駒内公園 真駒内公園で遊ぼう~冬」
▽発寒西小=体力・知力向上「発寒ニンニン(忍者)ランド」
▽中島中=学習スペース「ユリイカ」(わかった!できた!答えを見つけた!)プロジェクト~学ぶ意欲の向上に向けて
▽東白石中=TAP文庫(進路探究学習の充実、読書習慣づくり)
▽札幌新川高=新川地区学校・地域連絡協議会による小中高連携の取組
▽札幌啓北商業高=札幌軟石で売れる商品をつくろう!~科目「商品開発」の授業を通じてⅡ
(市町村 2016-05-16付)
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