28年度巡回指導教員活用事業―道教委 12管内に24人を配置 本務校24校、兼務校39校で事業展開(道・道教委 2016-05-20付)
道教委は、巡回指導教員活用事業の本年度巡回指導教員を決定した。豊富な経験と高い専門性、実践的な指導力をもつ巡回指導教員が、学力向上に積極的に取り組む複数の学校を巡回し、若手教員の指導力を高めようとする事業。本年度は、十二管内に二十四人を配置する。巡回指導教員は、本務校を拠点に兼務校を巡回し、若手教員とのチーム・ティーチングによる学習指導などに取り組む。本務校二十四校、兼務校三十九校、合わせて六十三校で事業展開する。
同事業は、児童生徒の学力向上を図る上で必須となる若手教員の指導力を高めようと、二十二年度から実施している。
教科指導において豊富な経験と高い専門性、実践的指導力を有する教員を、巡回指導教員として、教員自身が勤務する学校(本務校)に配置。巡回指導教員は、本務校を拠点に、学力向上に積極的に取り組む複数の学校(兼務校)を巡回し、若手教員などとのチーム・ティーチングによる学習指導を行う。また、若手教員などへの授業づくりの指導、児童生徒の学力向上や教員の指導力向上に向けた取組に当たる。
本年度は、授業改善推進チーム活用事業の授業改善推進教員配置校を前年度から倍増したことに伴い、巡回指導教員は前年度の四十七人から半減し、十二管内に二十四人の配置となった。
管内別では、空知三人、石狩二人、後志一人、胆振四人、渡島二人、桧山一人、上川一人、宗谷二人、オホーツク一人、十勝四人、釧路二人、根室一人となっている。
本務校二十四校、兼務校三十九校、合わせて六十三校で事業展開する。
◆巡回指導教員の本務校・兼務校
道教委の巡回指導教員活用事業における本年度巡回指導教員の本務校・兼務校はつぎのとおり(▽市町村=本務校―兼務校)。
▼空知
▽滝川市=江陵中―滝川第一小・滝川第二小
▽上砂川町=上砂川中―中央小
▽赤平市=赤平中央中―茂尻小
▼石狩
▽千歳市=青葉中―富丘中
▽恵庭市=柏陽中―若草小・恵庭小
▼後志
▽積丹町=美国小―野塚小・日司小
▼胆振
▽室蘭市=高砂小―水元小・白鳥台小
▽室蘭市=知利別小―地球岬小・旭ヶ丘小
▽苫小牧市=拓進小―拓勇小・ウトナイ小
▽登別市=若草小―鷲別小・幌別西小
▼渡島
▽函館市=鍛神小―亀田小・北美原小
▽森町=森小―鷲ノ木小・さわら小
▼桧山
▽乙部町=乙部中―乙部小・栄浜小
▼上川
▽旭川市=大有小―青雲小・近文小
▼宗谷
▽稚内市=稚内中―稚内中央小
▽稚内市=潮見が丘中―潮見が丘小
▼オホーツク
▽紋別市=紋別小―潮見小・南丘小
▼十勝
▽帯広市=帯広第八中―若葉小・明和小
▽帯広市=緑園中―開西小・森の里小
▽広尾町=広尾小―豊似小
▽足寄町=足寄小―大誉地小
▼釧路
▽釧路市=芦野小―美原小
▽厚岸町=厚岸中―真龍中
▼根室
▽根室市=成央小―北斗小・花咲小
(道・道教委 2016-05-20付)
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