7月のALT配置目指す 人材確保へ小・中に分け民間委託―札幌市教委(市町村 2016-05-24付)
札幌市教委は本年度、民間業務委託でのALT配置を延期した。現在、小学校と中学校の二つに分けて入札を実施。七月を目途に配置する予定で準備を進めている。
市教委はALTの配置について、国のJETプログラムを活用しているほか、民間業務委託(Non―JETALT)を行っている。民間業務委託について本年度はNOVAホールディングス㈱と契約。期日となった今月二日までにNOVAホールディングス㈱がALTを確保できなかったことから契約を解除した。
早急にALTを確保するため、十一日に業務委託を告示。ALTを確保しやすいよう小学校十八人と中学校四十七人の二件に分けて業者を募集しており、二十六日に開札する。
また、市教委は十一日に各校の管理職に向けて説明会を実施。契約解除の経緯などを説明したほか、ALTのいない期間は各校の判断で授業を行うよう呼びかけた。
早ければ七月からALTを配置し、各校で授業を行う予定となっている。
秋元克広市長は「ALTの配置は、児童生徒が海外の文化等に興味をもつなど意義のある事業」と話し、今後の対応については「人材確保のため、契約手法について検討していく」と話している。
(市町村 2016-05-24付)
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