胆振局がコンプライアンス確立会議　不祥事防止へ共通理解　重点目標・取組など決定

（道・道教委 2016-05-31付）

本年度の重点目標、重点的な取組について協議した

　【室蘭発】胆振教育局は二十五日、むろらん広域センタービルで二十八年度管内コンプライアンス確立会議を開催した。管内市町教委の教育長や、小・中学校長など十九人が出席。不祥事等の再発防止に向けた取組や、本年度の重点目標および重点的な取組について協議した＝写真＝。

　同会議は、教職員の不祥事等の再発防止にかかる意見交換や情報交換を通し、共通理解を図るとともに、情報を共有し、不祥事の再発防止にかかる取組への反映を図ることを目的としている。

　議事では、二十七年度における管内の学校教職員の懲戒処分事例や事故発生件数などを報告。全道各管内の不祥事再発防止に向けた取組状況・防止策についても確認した。

　これを踏まえ、本年度の重点目標と重点的な取組の設定に向けて協議。管内において、事故発生件数が増えている体罰、個人情報の紛失に焦点を当て、重点目標には「体罰、個人情報の紛失」の未然防止、重点取組には「効果的な職場研修の実施」「特色ある取組の実施」を設定した。

　教育局では今後、これらを各学校に周知していくこととしている。

(道・道教委 2016-05-31付)