道教委社会教育主事会が総会開く　専門職員の資質向上へ　活動方針・事業計画など決定

（関係団体 2016-06-30付）

本年度、研修・研究活動の推進などに取り組む

　道教委社会教育主事会は六月上旬、札幌市内のかでる２・７で二十八年度総会を開いた＝写真＝。本年度活動方針「会員相互のかかわりを軸とした専門的教育職員としての資質の向上をめざして」のもと、「組織の力の向上」「専門性を高める研修・研究活動の推進」などの具体的な方針を盛り込んだ事業計画などを決定した。役員改選では、会長に道教委生涯学習課生涯学習推進・施設グループの棚橋亨主査を再任した。

　議事では、二十七年度の活動報告などを承認したあと、二十八年度活動方針、研究テーマ、各部の事業計画などを審議した。

　本年度の活動方針として、「会員相互のかかわりを軸とした専門的教育職員としての資質の向上をめざして」と設定。重点事項として、「人が育つ組織を目指す」「発信する組織を目指す」の二点、方針として「組織力の向上」「若手会員のサポート」「専門性を高める研修・研究活動の推進と情報の共有」「社会教育の振興につながる取組等の情報発信」を盛り込んだ。

　各部の事業計画を審議。うち、研究部では、研究テーマを昨年度に引き続き、「これからの社会教育の振興と道教委社会教育主事の役割」と設定。十月に全体で研修会を開くほか、各ブロック（道央、道南、道東、道北）で研修会を開催することを決めた。

　役員改選では、会長に棚橋主査を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝棚橋亨（道教委生涯学習課生涯学習推進・施設グループ主査）

▽副会長・総務部長＝清水秀紀（道教委生涯学習課社会教育・読書推進グループ主査・新）

▽副会長・研究部長＝熱海桂子（根室教育局社会教育指導班主査・新）

▽事務局長＝石田貴宏（石狩教育局社会教育指導班主査・新）

▽総務部副部長＝本田憲治（日高教育局社会教育指導班主査・新）

▽研究部副部長＝松岡賢晃（胆振教育局社会教育指導班主査・新）

(関係団体 2016-06-30付)