留萌局が特別支援連携協議会等開催 教育の方向性を確認 校種間の引継ぎ充実など(道・道教委 2016-07-05付)
管内特別支援教育推進の重点について協議
【留萌発】留萌教育局は六月二十日、特別支援教育総合推進事業として留萌合同庁舎で第一回管内特別支援連携協議会および管内専門家チーム会議を開催した。本年度の留萌管内における特別支援教育推進の重点について協議。通常の学級における幼児、児童生徒の支援や校種間の引継ぎの充実など、今後の特別支援教育の方向性について確認した。
協議会には、苫前町教委の池田文敏教育長ら協議会委員十人のほか、留萌教育局から黒崎幸実次長ら五人が出席。本年度の留萌管内における特別支援教育推進の重点である通常の学級における幼児、児童生徒の支援や、校種間の引継ぎのさらなる充実に向けた取組について協議した。
通常の学級における幼児、児童生徒の支援については、子どもや保護者の要望を踏まえ、関係機関と連携しながら個別の教育支援計画を作成して個の支援の充実を図ること、個別の教育支援計画の作成に向けて校内研修プログラムを活用した研修の充実を図ることとした。
校種間の引継ぎについては、留萌版個別の教育支援計画「つながー留」や昨年度専門家チームで作成した中・高引継ぎシートの活用を促進する必要があることなどを確認した。
このあと行った管内専門家チーム会議=写真=には、留萌教育局の輕部恭子教育支援課長と義務教育指導班の松尾康主査のほか、北海道教育大学旭川校の蔦森英史准教授をはじめとするチーム委員八人の計十人が出席。通常学級における個別の教育支援計画の作成等に向けた「校内研修プログラム」を活用した研修の工夫や、「つながー留」と「中・高引継ぎシート」の効果的な活用に向けた方策について協議した。
(道・道教委 2016-07-05付)
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