留萌局が女性教員対象に研修開く　資質・能力向上図る　ミドルリーダー養成へ

（道・道教委 2016-08-24付）

講演や講義を行った

　【留萌発】留萌教育局は八月上旬、留萌合同庁舎で女性教員を対象としたミドルリーダー養成研修を開催した。管内の小・中学校、高校、特別支援学校から八人の女性教員が参加し、ミドルリーダーに求められる役割について理解を深めるとともに、自身の資質・能力の向上を図った。

　この日は、はじめに北海道教育大学教職大学院の水上丈実教授が「ミドルリーダーに求められるマネジメントの基本、やる気を高めるコーチング」と題し講演＝写真＝。学校経営における留意点や組織マネジメントの必要性などについて説明した。

　水上教授は「学校課題を組織的に改善し、教育目標の達成に向かって各組織が活発に活動していくことで、学校の活性化が図られる」とした上で、ミドルリーダーによるミドルアップ・ダウン・マネジメントの重要性を訴えた。

　このあと、留萌教育局義務教育指導班と小平町立鬼鹿小学校の小澤真弓校長による講義を実施。義務教育指導班は保護者への対応について、小澤校長は自身の経験談などを踏まえながら、ミドルリーダーの役割や魅力、ワークライフバランスの重要性などについて説明した。

(道・道教委 2016-08-24付)