自立・創造・協働目指して 登別市が教育大綱策定―28~37年度(市町村 2016-09-07付)
【室蘭発】登別市は、二十八年度から三十七年度までの十ヵ年を計画期間とする教育大綱を策定した。市の教育、学術および文化の振興に関する総合的な示したもの。大綱に基づき、教育のより一層の振興と充実を目指していく。
教育大綱の概要はつぎのとおり。
【基本理念】
◆「市民一人ひとりが世の中の課題に対して、学び(自立)・考え(創造)・力を合わせて(協働)、生涯学び続けることにより、幸せな人生を送ることができるまちを目指します」。
【基本方針】
◆生涯にわたって学び続ける社会をつくる
▼市民の主体的な学習の推進
▽生涯学習活動の促進
▽生涯学習環境の充実
◆学校・家庭・地域と連携し心豊かな人間性を育む
▼子どもたちの生きる力を育む
▽確かな学力の向上
▽豊かな人間性の育成
▽たくましく生きるための健康や体力づくり
▼地域に根ざした魅力ある学校づくり
▽特色ある教育活動の推進
▽開かれた学校づくりの推進
▽教育環境の充実
▼青少年が健やかに地域で育つ環境づくり
▽地域との連携による青少年の健全育成
◆市民の個性ある文化活動と文化を育む
▼市民の文化・芸術活動の育成・支援
▽市民文化活動の活性化
▽文化活動を担う人づくり
▼文化の保存・継承
▽歴史の伝承と活用
▽アイヌ文化の振興と連携した取組
◆スポーツを通じて健康で活力ある生活をめざす
▼生涯にわたるスポーツ振興の推進
▽スポーツ・レクリエーション活動の推進
▽健康・体力づくりの推進
▽競技スポーツの推進
▽施設整備の推進
(市町村 2016-09-07付)
その他の記事( 市町村)
台風10号災害で十勝管内 音更で小中8校を避難所に 住民支援に当たる避難生徒も
【帯広発】台風10号による被害の影響で、十勝管内では多くの人々が学校施設を避難所として利用した。そのうち、音更町では、小学校三校、中学校五校の合わせて八校を避難所として開放。一千六百人を超...(2016-09-09) 全て読む
28年度奨学生採用者数―札幌市教委まとめ 1298人、総額1億円見込む 支援充実へ さらなる寄付金募る
札幌市教委は二十八年度奨学生の採用者数を取りまとめた。辞退者を除く採用者は高校等一千三十九人、大学等二百五十九人の計一千二百九十八人。総額一億百二十万円の予算を見込んでいる。市教委では、奨...(2016-09-08) 全て読む
8月台風、各地で爪痕残す 各学校で短縮授業など 北広島は避難所開設準備―石狩管内
石狩管内では、八月下旬に本道を襲った一連の台風による大雨の影響で、一部市町村で始業時間の繰り下げや下校時間の繰り上げ、指定避難所の開設準備などの措置を行い、児童生徒および地域住民の安全確保...(2016-09-08) 全て読む
帯教研が道徳の教科化テーマに教育講演会 授業づくりの視点学ぶ 講師に岐阜大院・柳沼准教授
【帯広発】帯広市教育研究会(小林寛佳会長)は一日、帯広市民文化ホールで二十八年度教育講演会を開催した。岐阜大学大学院の柳沼良太准教授が「道徳の教科化に向けた現場で大切にすべき視点」と題して...(2016-09-08) 全て読む
8月台風、各地で爪痕残す スポーツ施設が被災 帯広市内の河川氾濫で―十勝管内
【帯広発】台風10号の影響で十勝川と札内川が氾濫し、帯広市が管理する河川敷のパークゴルフ場、野球場、サッカーコートなどのスポーツ施設に甚大な被害が生じた。六日現在で復旧の見通しは立っていな...(2016-09-08) 全て読む
29年度入学生募集で奥尻高 定員の半数を全国から募集 22日から8ヵ所で説明会
【江差発】本年度、町立移管した奥尻高校(俵谷俊彦校長)は、二十九年度入学生から、定員の五〇%に当たる二十人を全国から募集する。これに伴い、生徒募集説明会を二十二日の函館会場を皮切りに、札幌...(2016-09-07) 全て読む
市立小・中の本年度スキー学習 中学校は9割が実施 保護者負担減へ用具リサイクルも―札幌市教委
札幌市立小・中学校における本年度スキー学習実施予定校がまとまった。すべての小学校二百一校と、中学校の約九割に当たる八十六校で実施を予定。札幌市教委では多くの子どもたちがスキーに親しめるよう...(2016-09-07) 全て読む
台風10号被害で南富良野町 6日から小中で通常授業 給食センターなどが被災
【旭川発】台風10号による大雨で空知川が決壊し、市街地で大きな被害が発生した南富良野町。教育関係施設においても、給食センターと町立南富良野小学校の教員住宅四棟七戸、町営湖畔野球場が浸水。う...(2016-09-06) 全て読む
札幌市教委が民族教育研修会開く 教育推進へ在り方探る 講演、実践発表など通し
札幌市教委は八月三十一日、札幌市アイヌ文化交流センター「サッポロピリカコタン」で二十八年度「札幌市民族教育に関する研修会」を開催した。市内小学校や中学校の教職員約三十人が参加。講演や実践発...(2016-09-06) 全て読む
9月中にモデル校指定 30校でオリンピック教育を研究―札幌市教委
札幌市教委は、オリンピック・パラリンピック教育推進事業について、早ければ九月中にも二十八年度モデル校を決定する。小・中学校、高校、特別支援学校合わせて三十校を指定。大会に参加した選手を招い...(2016-09-05) 全て読む