南美唄小児童が工事現場を見学　重機の迫力にビックリ！　写生会やミニゲームなど

（学校 2016-10-04付）

㈱岸本組の施工現場を訪問した

　【岩見沢発】美唄市立南美唄小学校（上西卓也校長）四年生十四人は九月上旬、市内建設業者の施工現場を訪問し、現場見学・写生会に参加した。バックホー、タイヤショベル、ブルドーザーの三台から被写体を選んで描いたほか、試乗体験やおもちゃのシャベルを使ったミニゲームなど、普段経験できない貴重な時間を過ごした。

　実施場所は、地域の建設業者である㈱岸本組（岸本邦弘社長）の施工現場。立体的な表現を学ぶ図工の時間の一環として行った。

　はじめに、児童が岸本社長をはじめ社員に、「きょうはよろしくお願いします」と元気にあいさつ。施工中の工事現場に移動し、同社社員から工事の目的や内容に関する説明を受けた。

　質疑応答では、「工事が終わるまでどのくらいの時間がかかるのか」「この機械は何に使うのか」などと児童が活発に質問していた。

　続いて実施した写生会では、子どもたちはバックホー、タイヤショベル、ブルドーザーから気に入った重機を選び、自由な感性で思い思いの重機を画用紙に描いていた＝写真＝。

　このあと、希望者を対象に重機の試乗体験を実施。おもちゃの小型タイヤショベルを使い、ビニールプールの水上に浮かぶスーパーボールを捕まえるミニゲームも行った。

　最後に、参加者全員に記念品を贈呈。参加した児童は「重機の大きさにびっくり。工事の説明を聞いて、とても大変な仕事だと感じた」と感想を述べていた。

　上西校長は「迫力ある重機を間近に観察できる貴重な機会を提供していただき、とても感謝している。子どもたちも喜んでおり、絵心も深まると思う」と話していた。

(学校 2016-10-04付)