スケールの大きさ実感　室蘭工業高環境土木科２年生が漁港・高速道路現場を見学

（学校 2016-10-06付）

室蘭開建と室蘭建協が主催する現場見学会に参加

　【室蘭発】室蘭工業高校（近野仁校長）は九月中旬、道開発局室蘭開発建設部と室蘭建設業協会（磯田憲生会長）が主催する現場見学会に参加した。環境土木科の二年生十七人が、登別漁港と日高自動車道豊郷トンネルの工事現場を見学。現場のスケールの大きさを肌で感じるとともに、建設業に対する関心を深めた。

　見学会は、土木の日（十一月十八日）の取組の一環として毎年実施しているもの。普段授業で学んでいることが、インフラ整備やストック効果の発揮とどのようなかかわりがあるかを知ってもらうとともに、現場で働く人との意見交換を通して、土木の仕事に対する関心を深めてもらうことを目的としている。

　この日は、登別漁港の岸壁改良工事と、日高道豊郷トンネル工事の二現場で実施した。うち、登別漁港の現場では、担当者が漁港の概要や整備内容などについて説明。生徒たちは、普段間近でみることのない工事現場のスケールに驚きながらも、熱心に耳を傾けていた＝写真＝。

　また、この日の昼食では、室蘭建協のメンバーと学生による意見交換会を二風谷ダム管理所で実施。和やかな雰囲気のもと、土木技術や建設業に関する質疑応答を行い、交流を深めた。

(学校 2016-10-06付)