高速道路体験バスツアー2016 工事の迫力すごいね! 倶知安町内の小学生参加(学校 2016-10-04付)
しりべしに高速道路を実現する会と小樽建設協会建世会が主催
【倶知安発】しりべしに高速道路を実現する会(辻庄嗣会長)と小樽建設協会建世会(瀬尾孝志会長)共催の「高速道路体験バスツアー2016」が九月二十四日に開催され、倶知安町内の小学五・六年生三十三人が参加した。児童たちは、バスツアーを通じて、あらためて高速道路の利便性などを知った。
バスツアーは、将来の利用者となる子どもたちに高速道路乗車体験を通じて、高速道路の利便性を実感し、土木技術に関心をもってもらうとともに、道横断自動車道黒松内~小樽間開通後の自分たちの生活の変化等について考えてもらうことを目的に実施しているもの。ことしで八回目を迎えた。
当日は、倶知安町内の小学校(倶知安、北陽、東、西)の五・六年生三十二人をはじめ、建世会会員、倶知安町役場職員ら関係者五十二人が参加した。
一行は、倶知安町公民館からバスに乗車。余市町の道の駅スペース・アップルよいちで行った開会式で、主催者代表の瀬尾会長が「きょうは天気にも恵まれた。バスツアーを通じて高速道路が便利で、移動時間を早めることを知ってほしい」とあいさつした。
再びバスに乗り込み、車内から高速道路の建設現場を見ながら、ネクスコ東日本が工事を進める朝里の現場付近にあるインフォメーションセンターに到着。参加者は、ネクスコ東日本の担当者から工事概要や高速道路の役割などについて簡単な説明を受けたあと、合流した中村裕之衆議院議員とともに工事用エレベーターで地上四十五㍍の高さがある朝里川橋に上がり、橋上からの景色を展望した=写真=。子どもたちは、「すごく高い」「こんな風に橋がつくられるんだ」などの感想を口にしていた。
また、第二天神トンネルなど二トンネルを見学し、工事の様子を確認した。
インフォメーションセンターをあとにした一行は、朝里料金所を起点に国道五号を利用して、手稲ICまで移動する中で走行距離と所要時間を確認したあと、高速道路と一般道を使って札幌市内の市民防災センターを見学した。
帰りは、一般道と高速道路を利用。手稲ICから朝里料金所までの走行距離と所要時間を確認し、行きで利用したルートとの時間差と時間短縮によってできることを考えたほか、安全性や乗り心地についても比較した。
主催者側は、バスツアーについて「来年度以降も継続していきたい」と話している。
(学校 2016-10-04付)
その他の記事( 学校)
スケールの大きさ実感 室蘭工業高環境土木科2年生が漁港・高速道路現場を見学
【室蘭発】室蘭工業高校(近野仁校長)は九月中旬、道開発局室蘭開発建設部と室蘭建設業協会(磯田憲生会長)が主催する現場見学会に参加した。環境土木科の二年生十七人が、登別漁港と日高自動車道豊郷...(2016-10-06) 全て読む
札幌工業高創立100周年記念式典 高い志もった工業人育成 1600人が新たな門出祝う
札幌工業高校(池田尚志校長)の創立百周年記念式典が一日、札幌市内のニトリ文化ホールで執り行われた=写真=。「紡ぐ、百年の感動を未来へ」をテーマに、来賓、同窓生、在校生約一千六百人が出席。池...(2016-10-06) 全て読む
道都大美術学部第13回高校生住宅設計コンクール 鈴木さん(名寄産業3年)が最優秀賞
第十三回道都大学美術学部高校生住宅設計コンクールの結果がまとまった。「山のふもとで暮らす登山ガイドの家を設計してください」のテーマのもと、全国の工業、住居などの学科を設置する高校生が出品。...(2016-10-05) 全て読む
南美唄小児童が工事現場を見学 重機の迫力にビックリ! 写生会やミニゲームなど
【岩見沢発】美唄市立南美唄小学校(上西卓也校長)四年生十四人は九月上旬、市内建設業者の施工現場を訪問し、現場見学・写生会に参加した。バックホー、タイヤショベル、ブルドーザーの三台から被写体...(2016-10-04) 全て読む
高等聾が心のバリアフリー推進事業―文科省指定 障がい者スポーツ身近に アスリート招き講演や体験
【小樽発】高等聾学校(佐藤靖典校長)は九月中旬、「学校における交流および共同学習を通じた障がい者理解(心のバリアフリー)推進事業」を行った。札幌聖心女子学院高校の生徒二十人と同校一学年生徒...(2016-10-04) 全て読む
建設業者が泊小児童に出前授業 ものづくりを楽しんで レンガでアーチ橋づくりなど
【倶知安発】泊村立泊小学校(水口正紀校長)は九月中旬、村内の建設業者・茅沼建設工業㈱(三宅節雄社長)と連携して四年生対象の「体験して学ぶ〝ものづくり〟の世界」を行った。児童たちはレンガによ...(2016-10-03) 全て読む
旭工高建築科がインターンシップ 仕事のやりがい感じて 2年生40人参加し各事業所で
【旭川発】旭川工業高校(小幡圭二校長)建築科は九月中旬の三日間、二年生のキャリア教育の一環として職場体験学習を行った。生徒四十人が二十以上の事業所で労働。仕事の楽しさや大変さを学び、将来に...(2016-10-03) 全て読む
伝統に新たな息吹を 札幌開成高と札幌開成中等教育学校が継承式
札幌開成高校(石黒清裕校長)と市立札幌開成中等教育学校(相沢克明校長)は二十七日、札幌開成高で継承式を執り行った。両校生徒や教職員、来賓など合わせて一千百六十人が出席。開成高校の歩みをたど...(2016-09-29) 全て読む
道科学大の「クラブ手伝い隊」 学生有志が児童と交流 札幌市手稲山口小に50人訪問
北海道科学大学(苫米地司学長)の学生有志約五十人で組織する「クラブ手伝い隊」が二十六日、札幌市立手稲山口小学校(渡辺聡校長)を訪れ、四・五・六年生約四百人が所属する各クラブ活動をサポートし...(2016-09-29) 全て読む
札幌市平岸高台小〝博物館クラブ〟 レプリカづくりに挑戦! 研究に必要な複製技術学ぶ
札幌市立平岸高台小学校(池田哲也校長)の博物館クラブに所属する児童十二人が十五日、札幌市博物館活動センターにおける本年度最後の活動を行った。今回は学芸員の指導のもと、石こうで親指のレプリカ...(2016-09-28) 全て読む