北海道建設業協会創立１００周年企画　小・中学生対象の絵画・ポスター作品　優秀作品５４点を選出　

（道・道教委 2016-10-27付）

　北海道建設業協会（＝道建協、岩田圭剛会長）は、創立百周年記念企画として道内小・中学生を対象に公募した絵画・ポスター作品の受賞者を発表した。集まった作品は二百二十点。この中から北海道開発局長賞、北海道建設業協会長賞など五十四点を選出した。受賞作品は、きょう二十七日に創立百周年記念式典が行われる札幌グランドホテルの会場通路に、二十四点が展示されるほか、同日付で同協会のホームページにもアップされる。

２７日からＨＰで紹介

　道建協は、創立百周年の記念事業として、次世代を担う子どもたちに建設業への理解を深めてもらおうと、小・中学生による絵画やポスターの制作を企画。作品の公募に当たっては、小学生の部のテーマを「夢いっぱいの、みらいのまち！」に設定。創造する建物、公園、環境など住んでみたい“まち”のデザインを低学年と高学年に分けて募集した。

　中学生の部のテーマは「地域防災意識の発信！」。ポスター制作を通して、防災意識の向上と事業に取り組む建設業の職業観の醸成を目的に題材を設定した。

　集まった作品は、小学生低学年部門八十六点、小学生高学年部門九十七点、中学生部門三十七点の計二百二十点。この中から、臨床美術士をはじめ、開発局、道、道教委、道建協から集まった審査員が厳正に審査した。この結果、部門別に、道開発局長賞一点、道建設業協会長賞一点、金賞一点、銀賞二点、銅賞三点、入選十点を選出し、三部門を合わせて五十四点の受賞者を決定した。

　審査員の講評では、小学校の部で「低学年の絵は子どもらしく創造性に富んでいた。高学年になると観察眼の確かさや自分たちの住んでいる町への夢が分かりやすく描かれていた」、中学生の部は「分かりやすいメッセージで、防災意識の高さに感心させられた」と、三部門の作品とも高い評価だった。

　受賞者には、道協会から賞状盾と記念品の図書カードが贈られる。

(道・道教委 2016-10-27付)