道家庭教育サポート企業等制度　学校などと連携強化を　赤平の４事業所と協定―空知局

（道・道教委 2016-10-25付）

平瀬次長が植村建設を訪問し、協定書を交わした

　【岩見沢発】空知教育局は、九月下旬から十月上旬にかけて、赤平市内の植村建設㈱、㈱赤平振興公社、西出興業㈱、㈱いたがきの四事業所と道家庭教育サポート企業等制度にかかる協定を締結した。十一日には、平瀬一弘次長が植村建設を訪問し、協定書を交わした＝写真＝。植村正志社長は「企業の発展は地域とともにある。今後も学校、家庭、地域との連携強化に努めていきたい」と意気込みを語った。

　同制度は、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等が道教委教育長と協定を締結。相互協力のもと、本道における家庭教育の一層の推進を図ることを目的として実施しているもの。

　協定を締結した事業所では、早寝・早起き・朝ごはんの呼びかけなどの生活リズム向上や、学校行事への参加促進、職場の子育て環境づくりなど、青少年の健全な育成に向けた取組を推進していく。

　今回協定を締結したのは、赤平市内の四事業所。この日、平瀬次長が植村建設を訪問。同社では、従業員を対象とする家庭教育の職場研修、家庭教育に関する資料の提供のほか、学校行事に参加しやすい会社づくりなど子育てを支援する環境づくりに努めている。

　また、児童生徒、地域住民対象の市民防災体験会の開催、職場見学・職場体験の場の提供などを今後も推進する。

　平瀬次長は「職場見学、防災に関する体験活動など、子どもたちにとって貴重な機会を提供していただき大変ありがたい。引き続き力になっていただければ」と述べていた。

(道・道教委 2016-10-25付)