いじめ等根絶メッセージコンクール 12作品が道教委最優秀賞 道いじめ問題対策連絡協議会
(道・道教委 2016-10-26付)

いじめ、小学校最優秀賞
いじめの根絶部門・小学校の部最優秀賞

 道いじめ問題対策連絡協議会は、二十八年度「いじめ・ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」の全道審査結果を公表した。「いじめの根絶部門」では、ポスター三作品、標語三作品、「ネットトラブルの根絶部門」では、ポスター三作品、標語三作品の計十二作品が道教委最優秀賞を受賞した。=入賞者一覧、関連記事は2面=

 同コンクールは、児童生徒から、いじめ・ネットトラブル根絶にかかわるメッセージを標語やポスターで募集し、啓発活動などに活用することによって、いじめやインターネット上の有害情報による被害などから児童生徒を守るため、社会全体の意識の醸成を図るもの。

 本年度、「いじめの根絶部門」のポスターは七百八十作品、標語は二万一千九百四十二作品、また、「ネットトラブルの根絶部門」のポスターは三百十九作品、標語は八千二百六十五作品の応募があった。

 各教育局管内の最優秀賞を対象に全道審査を行い、道教委最優秀賞と道教委優秀賞を決定した。

 「いじめの根絶部門」では、ポスターで、人見紗有里さん(足寄町立螺湾小五年)の作品など三作品が最優秀賞、三作品が優秀賞を受賞。標語で、鷹嘴佑衣さん(富良野市立富良野小六年)の作品など三作品が最優秀賞、三作品が優秀賞に輝いた。

 一方、「ネットトラブルの根絶部門」では、ポスターで、熊野未唯さん(釧路市立清明小四年)の作品など三作品が最優秀賞、三作品が優秀賞。標語で、泊谷愛美さん(江差町立江差小六年)の作品など三作品が最優秀賞、三作品が優秀賞を受賞した。

 なお、道高校長協会特別賞については、同協会で別途審査し、受賞者を決定する。

 二十八年度「いじめ・ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」の道教委最優秀賞・優秀賞受賞者はつぎのとおり。=敬称略=

★いじめの根絶部門

【ポスター】

▼最優秀賞

▽小学校=人見紗有里(足寄町立螺湾小五年)

▽中学校=堀江志乃(蘭越町立蘭越中三年)

▽高校=安井茜(旭川南高三年)

▼優秀賞

▽小学校=佐藤都月(釧路市立愛国小五年)

▽中学校=山﨑滉子(道教育大附属旭川中二年)

▽高校=平井杏奈(釧路明輝高二年)

【標語】

▼最優秀賞

▽小学校=鷹嘴佑衣(富良野市立富良野小六年)「0(ゼロ)がいい 涙の数も 悪口も」

▽中学校=畠中朱音(留萌市立留萌中二年)「〝イジってる〟 気づかぬうちに 〝いじめてる〟」

▽高校=熊木彩乃(倶知安高二年)「一言で 救える生命(いのち) 絶つ生命(いのち)」

▼優秀賞

▽小学校=柴田純名(枝幸町立乙忠部小五年)「ありがとう いじめ予防の あいことば」

▽中学校=木村祥也(七飯町立大中山中二年)「嫌な事 やらない 言わない 送らない」

▽高校=北濱未來(釧路東高三年)「気付いてよ 作り笑顔の メッセージ」

★ネットトラブルの根絶部門

【ポスター】

▼最優秀賞

▽小学校=熊野未唯(釧路市立清明小四年)

▽中学校=山寺柊(稚内市立稚内東中一年)

▽高校=大内彩乃(札幌南陵高二年)

▼優秀賞

▽小学校=今野結人(浜頓別町立頓別小六年)

▽中学校=濱道七海(北斗市立上磯中三年)

▽高校=石田麗奈(岩内高二年)

【標語】

▼最優秀賞

▽小学校=泊谷愛美(江差町立江差小六年)「ちょっと待て、一生残るよ その画像」

▽中学校=唐木汐音(江別市立江別第一中三年)「その言葉 向かい合っても 言えますか?」

▽高校=工藤楓香(標津高三年)「出会い系 破滅と危険に 出会う場所」

▼優秀賞

▽小学校=山下倖愛(旭川市立神居小六年)「指先で こわれてしまう そのキズナ」

▽中学校=吉田菜々子(豊頃町立豊頃中三年)「たった一度の〝公開〟が 二度と消せない〝後悔〟に」

▽高校=鈴木あゆみ(江別高三年)「画面ごし ねじれて伝わる その言葉」

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