効果的なＰＲ考えよう　北昭和小３年総合「函館のいか再発見！」

（関係団体 2016-11-04付）

各グループで意見を出し合い、効果的なＰＲ方法を探った

　道生活科・総合的な学習教育大会（十月二十一日）では、函館市立北昭和小学校(伊藤克美校長)を会場に、一・二年生は生活科の授業を、三～六年生は総合的な学習の時間の公開授業が行われた。このうち、三年生「函館のいか再発見！」（加藤慈子教諭）では、函館と関係性の深い「いか」を観光客にＰＲする方法を児童に考えさせた。

　本時は、三十時間扱いの二十三時間目。前時までに、函館といかの関係性を調べながら、函館空港などでインタビューを実施。「観光客に函館のいかの良さをもっと知ってほしい」という思いを抱いていた。

　これを受けて、「函館のいかを観光客に伝える方法を考える」を目標に設定。各グループで意見を出し合いながら、いかをPRする方法を話し合うこととした。

　はじめに、観光客に対して効果的なPR方法があったかを振り返ったあと、各グループで方法を決定するため、「伝わりやすい」「できる」「伝わりにくい」「むずかしい」の四つが描かれた座標軸の表を使用して、意見を書き込んだ付箋を張りながら意見を出し合った＝写真＝。

　児童は、自分たちにできることで伝わりやすいことを考えながら、「ポスターを人の目につく場所に張るといいと思う」「チラシは一枚つくればコピーできるから」などと意見を出し合い、効果的なPR方法を話し合った。

　最後に各グループでまとまった意見を全員の前で発表。「人の目にとまるような、大きいポスターづくり」「リーフレットを作成して配布する」「壁新聞を作成して掲示する」などの意見が挙がり、「ポスター」「パンフレット」「壁新聞」の作成によるPR方法を決めた。

(関係団体 2016-11-04付)