道公立学校教頭会第５ブロック研修会　信頼される学校づくりへ　道東４管内から７０人参加

（関係団体 2016-11-07付）

教頭としての職能と資質の向上を目指した

　【帯広発】道公立学校教頭会（森田智也会長）は十月二十八日、ホテルグランテラス帯広で第五ブロック研修会を開催した＝写真＝。道公立学校教頭会および第五ブロック教頭会から約七十人が参加。研究主題「〝豊かな人間性と創造性を育む学校教育〟～たくましく生きる子どもを育む　信頼される学校づくりの推進」のもと、講演や研究協議を通して、教頭としての職能と資質の向上を目指し研鑚を積んだ。

　道公立学校教頭会および第五ブロック教頭会の代表者が一堂に会し、研修と交流を行うことで各地区の教育の発展を図るもの。十勝管内小中学校教頭会主管。道公立学校教頭会および十勝、釧路、根室、オホーツク管内から約七十人が参加した。

　冒頭、道公立学校教頭会を代表して吉田信興氏があいさつに立ち、学力・体力向上の課題やいじめ問題の対応、教職員の服務規律問題など、山積している教育課題にふれた上で、「今後、関係機関と連携を図りながら、課題解決に向け取組を進めていく」と強調。同研修会が教頭の職の向上につながるとともに、第五ブロックの活動が充実・発展するよう祈念した。

　引き続き、主管者を代表して十勝管内小中学校教頭会の森浩嘉会長が、学校改善や職員の意識改革に対して今まで以上に研鑚し、学び合うことの重要性を示し、「本研修会を信頼される学校づくりの一層の推進に役立てるとともに、たくましい子どもを育む一助としたい」とあいさつした。

　来賓祝辞では、十勝教育局の竹林亨局長と十勝管内教育委員会連絡協議会の三澤吏佐子会長代行が登壇。竹林局長は、教職員の服務規律の保持徹底やいじめ問題の対応について理解を求め、三澤会長代行は「外部関係機関や地域の方々とのコミュニケーションを重視した学校運営の充実を図り、夢の実現に向けて努力する子どもを育ててほしい」と述べた。

　このあと、竹林局長が「学校改革の現場から～教育実践に流れる〝ビジョンと戦略〟」と題して講演した。

　研究協議では、道公立学校教頭会の事務局や各部・各地区の教頭会が活動状況等を報告し、活発な協議を行った。

(関係団体 2016-11-07付)