記事から片仮名探そう　１年生の国語科を公開

（関係団体 2016-11-28付）

スポーツ面から片仮名を探す子どもたち

　第二十七回道十勝新聞教育研究大会帯広大会（十六日、帯広市立稲田小学校）の開会式に先立ち、稲田小一年一組（石川直人教諭、児童数二八人）の国語科「かたかな」の授業を公開した。石川教諭は、新聞記事から片仮名の言葉を見つける活動を展開。児童たちは、活発に活動に取り組み、片仮名の正しい書き方について理解を深めていた。

　前時までに片仮名の濁音、半濁音、長音や拗音の言葉を読み、長音や拗音の言葉を正しくマス目に書く学習を行ってきた。

　本時では、前時に学習した間違えやすい片仮名や濁音、半濁音、拗音、促音、長音の表記を正しくマス目に書くとともに、片仮名で書く言葉を意欲的に新聞から見つけることを目標に定めた。

　石川教諭ははじめに、片仮名に関する穴埋め問題を示し、「ソ」と「ン」、「シ」「ツ」など、似ている文字の書き方について確認。平仮名の書き方について注目するよう促し、「はらう方向」や「はらい方」などからその違いを説明した。

　その上で課題「片仮名の言葉を正しく書こう」を提示。新聞のスポーツ面から片仮名の言葉を探させ、見つけた言葉の中から五つ選択するよう指示した。児童たちは、国の名前やスポーツの名称、外国の人名などを挙げていた。

　このあと、児童たちは、平仮名の言葉を片仮名に直す練習問題に取り組み、学習の定着を図った。

(関係団体 2016-11-28付)