三笠高生がＸマスケーキを開発　聖夜のお祝いにどうぞ　道内スーパーで予約受付中

（学校 2016-12-09付）

店頭で試食販売を行い、ケーキをPRする生徒たち

　【岩見沢発】三笠高校（佐々木淑子校長）は、クリスマスケーキ「シャルロット・オ・ポム」を民間企業と共同開発した。ココアスポンジに三種類のムースを重ね、三笠産ワインにつけ込んだりんごプレザーブを載せたオリジナルケーキで、同校製菓部の生徒がレシピ、商品名を考案。道内のスーパーなど各店舗で予約を受け付けている。

　クリスマスケーキの共同開発は、製菓部の部活動の一環として、日糧製パン㈱と協力して取り組んだもの。昨年度の第八回貝印スイーツ甲子園での優勝を機に、ことし六月から産学連携による共同開発を開始。「家庭向けのクリスマスケーキ」というテーマのもと、同校製菓部の生徒がケーキのレシピを考案・試作した。

　選考の結果、三年生の眞木雪菜さん、二年生の後藤充さん、一年生の明石梨花子さんが考案した「シャルロット・オ・ポム」の開発を決定。ココアスポンジにレモン、りんごと赤すぐりのムースを重ねたケーキで、上面に三笠市産のワインにつけ込んだりんごプレザーブを華やかにトッピング。外側をしっとりとした食感のココアシャルロット生地で飾った。

　十一月下旬に実施したケーキの試食販売では、製菓部の生徒がＰＲを実施した。レシピを考案した眞木さんは「ムースの比率にこだわり、酸味が爽やかで控えめな甘さもある味です。ぜひ食べてみて下さい」と笑顔で話していた。試食した市民は、「口の中でムースが溶け合い、初めて味わうおいしさ。外見もきれいでおいしい」と語った。

　生徒によるＰＲは、十日に札幌市内、十七日に岩見沢・三笠市内のスーパーで行う。予約は道内のスーパーやコンビニエンスストアなどで受け付けている。

この記事の他の写真

クリスマスを彩る外観に、爽やかな酸味と控えめな甘さが魅力

(学校 2016-12-09付)