緑丘小、米里中が最優秀　こども環境コンテスト―札幌市

（市町村 2016-12-15付）

緑丘小は委員会を中心とした取組を紹介した

　札幌市環境局は三日、札幌エルプラザで「さっぽろこども環境コンテスト２０１６」を開催した＝写真＝。市立小・中学校や児童会館ら十二団体が、環境に関する実践を発表。小学校の部は緑丘小学校、中学校の部では米里中学校が最優秀賞に輝いた。

　同コンテストは、小・中学生が学校や地域などで取り組んでいる環境活動を発表することで、周囲の子どもたちをはじめ、大人にも環境活動の輪を広げることが目的。二十年度から実施しており、今回で九回目を迎えた。

　この日発表を行った団体のうち、小学校の部で最優秀賞を受賞した緑丘小は、委員会活動としてリサイクルチョークの生産や、子ども用車いすとの交換に向けてリングプルを集めていることなどを紹介した。

　また、中学校の部で最優秀賞に輝いた米里中は、フードリサイクルたい肥を使って学級畑の土づくりを行い、トウモロコシと大豆を栽培したことを伝えた。

　最優秀賞および優秀賞受賞団体はつぎのとおり。

▼学校外団体の部

▽最優秀賞＝発寒小ミニ児童会館環境クラブ・ワンダフルハッサム「地域を知り、自分たちのできることは？」

▽優秀賞＝ガールスカウト北海道第十七団・流れ星パトロール「ＥＣＯやしき～私たちにもできる！地球環境を守ること！」

▼小学校の部

▽最優秀賞＝緑丘小「地球に優しくする取組」

▽優秀賞＝新琴似北小「宇宙アサガオを育てて」

▼中学校の部

▽最優秀賞＝米里中科学部と第三十期三学年「フードリサイクル堆肥の栽培実験と学級畑」

▽優秀賞＝北辰中科学部「有孔虫が教えてくれた北海道の海洋環境」、定山渓中「育てて学ぶ森のはたらき」

(市町村 2016-12-15付)