札幌市立高校　２９年度入選出願状況　全日制は同率の１．３倍　札幌旭丘など３校４学科が１．４倍　

（市町村 2017-01-30付）

　札幌市教委は二十七日、二十九年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制課程六校には募集人員一千八百四十人に対し、二千四百六十五人が出願。平均倍率は前年度と同じ一・三倍。札幌旭丘・普通と札幌清田・普通、札幌清田・グローバル、札幌啓北商業・未来商学の一・四倍が最も高い倍率となった。定時制課程の市立札幌大通は一・三倍で、前年度より〇・一ポイント下がった。後期課程編入学者選抜を行う市立札幌開成・コズモサイエンスは〇・二ポイント減の〇・八倍となった。全日制課程六校の推薦入学では、標準枠三百五十二人（内数）に対し、二百七十人（同）が出願した。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科は、札幌藻岩・普通〇・二ポイント増の一・三倍、札幌清田・普通が〇・一ポイント増の一・四倍、札幌清田・グローバルが〇・二ポイント増の一・四倍、札幌啓北商業・未来商学が〇・二ポイント増の一・四倍。札幌旭丘・普通は一・八倍から一・四倍と大きく減少したほか、札幌平岸・普通も一・六倍から一・三倍に、残る学校・学科は〇・一～〇・二ポイント下がった。

定時制課程の市立札幌大通は、募集人員二百九十人（推薦標準枠百十人を含む）に対し、三百八十六人が出願。平均倍率は一・三倍となり、前年度より〇・一ポイント下がった。学科別にみると、普通・午前が〇・二ポイント減の一・七倍、普通・午後が同率の一・七倍、普通・夜間が〇・一ポイント減の〇・五倍。

後期課程編入学者選抜を行う市立札幌開成・コズモサイエンスは、募集人員百六十人（推薦標準枠八十人含む）に対し、推薦出願者十八人を含め百二十五人が出願。平均倍率は〇・二ポイント減の〇・八倍にとどまった。

出願変更は、二月三日午後四時まで受け付ける。

(市町村 2017-01-30付)