２９年度道内私立高入試出願状況　平均倍率は３．２１倍　学外募集の４９校―７日現在

（学校 2017-02-10付）

　道は八日、二十九年度道内私立高校入試出願状況（七日午後五時現在）をまとめた。入試を行う四十九校の平均倍率は三・二一倍で、前年度を〇・〇七ポイント上回った。

　道内の全日制私立高校五十一校のうち、中高一貫校で外部から募集していない藤女子と北嶺を除く四十九校について取りまとめた。八日以降に願書受付を終了する四校については、調査時点の速報値。そのほかの高校についても、願書受付終了日の消印有効としている場合などもあるため、志願者数や倍率が変わる可能性もある。

　二十九年度の出願状況をみると、募集定員は百四十人少ない一万一千三百八十人。これに対し志願者数は四百五十二人増の三万六千五百八十三人で、平均倍率は〇・〇七ポイント増の三・二一倍となった。

　日程別では、三十八校が入試を行うＡ日程（十四日、十四～十五日）は募集定員八千三百九十人に対して志願者数二万五千六百四十二人で、平均倍率は三・〇六倍、十一校のＢ日程（十七日、十七～十八日）が募集定員二千九百九十人に対して志願者数一万九百四十一人で、平均倍率は三・六六倍となっている。

　倍率が最も高い学校は、武修館で七・七倍。以下、札幌光星が七・三倍、札幌第一が六・七倍、札幌日本大学が六・三倍、北海が六・一倍など。最も低いのは札幌聖心女子学院と北星学園余市の〇・四倍。学科はいずれも普通科。倍率が前年度より最も伸びたのは武修館（普）で一・二ポイント上がった。

　合格発表が最も早い学校は札幌光星、東海大学付属札幌、札幌聖心女子学院、海星学院、北見藤女子の五校が二十三日、最も遅いのは旭川大学で三月二十二日に発表される。

(学校 2017-02-10付)