29年度予算案説明 未来人財応援基金を活用 知事が重点政策提示(道・道教委 2017-02-21付)
高橋知事は、地域創生を深化させていくと述べた
高橋はるみ知事は十七日の会見で、道の二十九年度予算案について説明した。北海道未来人財応援基金を活用した人材育成などを重点政策に掲げた。
高橋知事は「これまで築いてきた基盤を生かしながら、地域創生をさらに高いステージに押し上げ、進化させていく」として、二十九年度予算案を「地域創生進化予算」と銘打ち、「新・グローバル戦略の展開」「地域経済のグレードアップ」「未来志向の人財育成」「次代へつなぐ地域づくり」の四点を政策体系の視点に掲げた。
重点政策の一つとして、北海道未来人財応援基金(愛称・ほっかいどう未来チャレンジ基金)を活用し、本道の将来を担う人材の育成・輩出に取り組むことを挙げた。「留学を希望する大学生の支援、世界に通用するアスリートを育成するスポーツ指導者の支援、国際的な活躍を目指す芸術家や世界レベルの職人を目指す若者の海外チャレンジなど、未来を担う人づくりに基金を活用したい」と述べた。
また、北海道の命名百五十年の関連事業の実施とともに、世界に誇る「ふるさとの歴史文化」の浸透・発信などに取り組む考えを示した。
(道・道教委 2017-02-21付)
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