道教委・札幌市教委　４２１１人が合格内定　公立高の推薦・連携型入選

（道・道教委 2017-02-21付）

　道教委と札幌市教委は二十日、二十九年度公立高校入学者選抜の推薦・連携型入学者選抜合格内定者数などの状況（十七日現在）を発表した。

　推薦の対象学校・学科数（有朋を除く）は、全日制が百五十六校二百七十五学科、定時制が一校三学科（市立札幌大通）。このうち、出願があったのは、全日制が百二十七校二百二十一学科、定時制が一校三学科。

　全日制では、推薦標準枠九千四百九十二人に対し、出願者数が四千三百六人、合格内定者数が三千九百八人（道外からの出願者十二人を含む）。推薦標準枠に対する充足率は四一・二％。

　出願者数が推薦標準枠を超えた学校・学科数は二十五校三十四学科。このうち、倍率二倍以上なのは旭川西普通の一校一学科。内定者数が推薦標準枠を超えたのは帯広工業電子機械と同建築の一校二学科。

　札幌市立の全日制では、普通科と商業科を合わせ、推薦標準枠三百五十二人に対し、二百七十人が出願し、二百五十一人が合格内定した。

　一方、定時制は、推薦標準枠百十人に対し、二百三十四人が出願し、百十人が合格内定した。充足率一〇〇％。

　市立札幌大通普通（午前）で合格内定した三十人には、タイやインドネシアなどからの海外帰国者六人を含む。

　出願者数が推薦標準枠を超えたのは市立札幌大通普通（午前）と同普通（午後）の一校二学科。倍率はそれぞれ三・六倍と三・一倍。同普通（夜間）では、推薦標準枠五十人に対し、出願者数が三十二人と下回ったが、午前、午後の出願者から、第二志望の夜間志望者を加え、合格内定者数は五十人となっている。

　連携型入学者選抜は、対象の七校七学科すべてで実施。募集人員五百六十人に対し、百九十四人が出願し、百九十三人が合格内定。充足率は三四・五％だった。合格内定しなかった一人は、面接を欠席した。

　合格内定しなかった生徒は、一般入試に再出願できる。受付は、きょう二十一日から二十三日正午まで。学力検査は三月七日に行い、十七日に合格発表する。

(道・道教委 2017-02-21付)