道立文書館を移転整備 道立図書館敷地内へ 29年度は設計(道・道教委 2017-02-21付)
道は、道庁赤れんが庁舎内にある道立文書館について、道立図書館敷地内への移転整備を計画している。赤れんが庁舎の改修に伴うもの。道立図書館内の北方資料室と複合化し、利用者の利便性向上を図る。二十九年度は基本・実施設計、地質調査などを進め、三十年度にも着工したい考え。施設規模は現段階で流動的だが、鉄筋コンクリート造三階、延べ床面積三千平方㍍程度を見込んでいる。
文書館は、赤れんが庁舎内に、閲覧室、事務室、書庫を備えている。現在は、道の重要文化財に指定されている箱館奉行所文書をはじめ、本道の歴史にまつわる文書約二十三万点を所蔵している。
一方、道立図書館内の北方資料室も同様に、本道の歴史をひもとく上で資料性の高い文書約二十九万点を有している。
今後、赤れんが庁舎の改修を予定していることから、文書館を道立図書館の敷地内に移転整備することを計画。両施設を複合することで、所蔵する文書約五十万点を一体的に管理するとともに、道立図書館と渡り廊下で接続し、利用者の利便性向上を図る。
二十九年度は、移転整備に向けた基本・実施設計、地盤調査などを進める予定で、予算案に四千八百万円を計上。三十年度以降に着工したい考えだ。
施設規模は、実施設計を控えるため流動的だが、現段階で鉄筋コンクリート造三階、延べ床面積約三千平方㍍を想定。総事業費は十億円を超える見通し。
(道・道教委 2017-02-21付)
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