札幌国際情報高吹奏楽部　息の合った〝ダンス＆プレー〟披露　道議会議場コンサートに出演

（学校 2017-03-01付）

アンコールを含めて１０曲を披露。ダンスやコーラスも取り入れ観客を魅了した（クリックすると拡大表示されます）

　札幌国際情報高校（松田直久校長）吹奏楽部ＳＩＴ　Ｂａｎｄ　２３ｒｄは二月二十四日、道議会議場で開催された第四十一回道議会議場コンサートに出演した。部員は、ライブＭＣを含む、ダンスや歌などを組み合わせた〝ダンプレ〟を披露し、会場を盛り上げた。

　コンサートは、道議会議員の文化・音楽愛好家で組織する道議会文化・音楽議員連盟の提唱によって平成六年から行われている。本道における芸術・文化の振興に寄与することが目的。

　同校の吹奏楽部は、九年に創部。二十五年秋からダンプレ（ダンス＆プレー）に取り組んでいる。近年では、札幌市内をはじめ、道内各地から依頼があり、年間約七十公演を行っている。

　ダンプレは、同校吹奏楽部の現監督である小出學教諭が、池田高校吹奏楽部監督時代に、「お客様に喜んでもらうこと」をモットーに、部員たちと試行錯誤を重ねた上で、編み出した独自の演奏スタイルのこと。

　当日、吹奏楽部六十四人は、「ふりそでーしょん」「勝手にシンドバット」などの様々なジャンルから計八曲を披露した。指揮者は置かず、奏者全員が息の合った演奏やダンスをしたほか、ソロボーカルやコーラスを織り交ぜるなどして、観客を魅了した。

　公演後、会場からのアンコールの声に応えて、「エビカニクス」など二曲を演奏した。

(学校 2017-03-01付)