札幌市三角山小「ストラックアウト」 遊び通じて〝投力〟向上 (学校 2017-02-27付)
グラウンドのフェンスに的を設置した
札幌市立三角山小学校(渡辺寛志校長)では投力向上に向けた取組を推進している。同校グラウンドのフェンスに得点を書いた的を設置。休み時間には児童が的をねらって雪玉を投げるなど運動が好きになるような環境を整えている。
同校は札幌市教委の子どもの体力向上にかかる実践研究の研究推進校。「健やかな身体」の育成プログラムの作成・実行にかかる実践研究を推進している。
体力向上の課題の一つとなっている投力への取組として、グラウンドのフェンスに得点を書いた的を設置する“ストラックアウト”を作成。アニメやゲームのキャラクターが描かれているほか、的の高い位置の得点を多くするなど児童が意欲をもって取り組めるような工夫を凝らしている。
休み時間になると、児童は一斉に外に出て“ストラックアウト”に向かい、「百点に当たったよ!」「合計で一千点を超えた!」など楽しそうに雪玉を投げている。
また、体育の授業では新聞紙を丸めた安全なボールと的を使い、室内での投力向上の取組も行っている。
渡辺校長は「子どもたちには楽しいという気持ちを感じながら、運動を好きになってもらえたら」と話すなど、児童が遊ぶ環境づくりの大切さを強調していた。
(学校 2017-02-27付)
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