北教組石狩支部が年次大会 子のために自由な職場を 2017年度活動方針など決定(関係団体 2017-03-06付)
スローガンや運動方針を決定した
北教組石狩支部(杉浦浩支部長)は二月二十四日、札幌市内の道教育会館で二〇一七年度年次大会を開催した。「平和憲法・〝四七教育基本法〟〝子どもの権利条約〟の理念に基づき、改悪〝学習指導要領〟と対峙し、教育課程の自主編成を進め、民主教育の確立を目指す運動を前進させよう」などのスローガンおよび新年度運動方針を決めた。また、役員人事では、杉浦支部長を再任した。
冒頭、杉浦支部長があいさつ。「アクティブ・ラーニング、小中一貫教育など、様々な施策が教育現場に入り込んできているが、その土台となっている考えは、〝企業のため〟〝国のため〟に働くことができる人材づくりではないのか」と問題提起。「だからこそ、本当に子どもたちに必要な学力、授業は何かを考える必要がある。子どもたちのために〝やりたいこと〟を自由に伸び伸びと考えて実践できる職場を取り戻さなければならない」と訴えた。
続く議案審議では、二〇一六年度の業務経過報告のほか、二〇一七年度の大会スローガン、運動方針などを決定した。
二〇一七年度役員はつぎのとおり。=敬称略=
▽支部長=杉浦浩(恵庭市恵み野中)
▽副支部長=中出真勇(恵庭市恵庭中)、林山信吾(江別市江別第一中・新)
▽書記長=舟崎洋史(恵庭市柏小)
▽書記次長=髙橋大祐(北広島市東部小)
(関係団体 2017-03-06付)
その他の記事( 関係団体)
道高教組が第119回定期大会 憲法と教育の条理に立脚 連帯と助け合いの職場を
道高教組(國田昌男中央執行委員長)は四・五日、札幌市内のかでる2・7で第百十九回定期大会を開いた。「〝教え子をふたたび戦場に送るな〟のスローガンのもと、憲法を守り、生かすたたかいを進める」...(2017-03-09) 全て読む
道特別支援学校長会理事研 授業力の向上が根幹に 宮崎次期会長あいさつ
道特別支援学校長会の二十八年度第二回理事研究協議会における宮崎真彰次期会長のあいさつ概要はつぎのとおり。 ◇ ◇ ◇ 特別支援...(2017-03-08) 全て読む
次期会長に宮崎校長(真駒内養護) 道特別支援学校長会が理事研
道特別支援学校長会は六日、道庁別館で二十八年度第二回理事研究協議会を開いた。二十九年度活動計画案などについて協議したほか、次期会長に宮崎真彰事務局長(真駒内養護)を選出した。宮崎次期会長は...(2017-03-08) 全て読む
民主教育確立へ運動強化 学習指導要領改訂案に声明―北教組
北教組(信岡聡中央執行委員長)は二月二十四日、文部科学省が公表した「次期学習指導要領の改訂案」に対する声明を発表した。改訂案は、国家や企業が求める「人材教育」、教育の目的を「人格の形成」か...(2017-03-07) 全て読む
天下り問題で松野文科相 大学等への再就職自粛
文部科学省の組織的な天下りあっせん問題を受け、松野博一文部科学相は三日の衆院文部科学委員会で、近く退職する職員について、「大学などへの再就職の自粛を求める」考えを示した。また、当日の定例記...(2017-03-07) 全て読む
今こそ組合の存在と力必要 信岡中央執行委員長あいさつ
北教組の第百二十回中央委員会(二月二十三日、札幌市内道教育会館)における信岡聡中央執行委員長のあいさつはつぎのとおり。 ◇ ◇ ◇...(2017-03-03) 全て読む
若年層中心に組織拡大へ総力 北教組が第120回中央委員会開催
北教組は二月二十三日、札幌市内の道教育会館で第百二十回中央委員会を開催した。当面闘争推進・スローガンを決定したほか、子どもの人権と民主教育の確立を目指す特別決議を採択。「教え子を再び戦場に...(2017-03-03) 全て読む
9月に音更で全道大会 道特連が29年度定期総会
道特別支援学級教育研究連盟(=道特連、池田哲也理事長)は二月二十五日、札幌市内のかでる2・7で二十九年度定期総会を開いた。第十次研究計画に基づき、九月に音更町で開く全道大会十勝大会の成功に...(2017-03-02) 全て読む
くらしとエネルギーかべ新聞コンクール 円山小と緑丘小が審査委員長特別賞
小学生を対象とした「わたしたちのくらしとエネルギー」かべ新聞コンテストの受賞作品が決まった。北海道から札幌市立円山小学校と札幌市立緑丘小学校の六年生の二作品が審査委員長特別賞に輝いた。表彰...(2017-03-02) 全て読む
道小第5回理事研―松井会長のあいさつ
道小学校長会の二十八年度第五回理事研修会(二月二十四日開催、二十八日付既報)での松井光一会長のあいさつはつぎのとおり。 ◇ ◇ ◇...(2017-03-01) 全て読む